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ウルヴァリン

X-MENシリーズ。
前作ではもう拳の剣が金属だったかな?
彼ができるまで、の話なのかな。
よく分からず観ていました。

爆破が派手!演出っていうのか
全体的にドンパチドンパチ(死語)が
迫力満点でこれぞハリウッド!!ん!★★★

ウルヴァリン_e0038717_1372662.jpgウルヴァリン
ミュータントとして生まれたローガンは、少年時代、その能力が覚醒。以来、人としての幸せを捨て、幾多の戦争に身を投じて生きてきたが、ケイラという女性と出会い、初めて人間として生きる喜びを知る。だが、ある日突然彼女は殺されてしまう。深い絆で結ばれていたはずのローガンの兄ビクターの手によって……。
# by ukigumo-kaza | 2010-05-04 13:16 | 海外映画

歩いても歩いても

どこかに実際あって
起こってそうな問題を持っている
人んちを覗いたような映画。

親の夢を孝行して叶えてやりたいと思うけれど
世の常人の常か
昔から「孝行をしたい時分に親はなし」とか
「子養わんと欲すれども親待たず」とか言われていて
そうなってしまいがちなんだよな。

ほんとに、身につまされる思いで
自分も孝行できていないので
申し訳ないなぁと思う。
気持ちばかりで空回り。★★★☆

歩いても歩いても_e0038717_12561365.jpg歩いても歩いても
夏の終わりに、横山良多は妻と息子を連れて実家を訪れた。開業医だった父とそりのあわない良多は失業中のこともあり、ひさびさの帰郷も気が重い。明るい姉の一家も来て、横山家には久しぶりに笑い声が響く。得意料理をつぎつぎにこしらえる母と、相変わらず家長としての威厳にこだわる父。ありふれた家族の風景だが、今日は15年前に亡くなった横山家の長男の命日だった…。
# by ukigumo-kaza | 2010-05-04 13:00 | 邦画

チェンジリング

実話だってことに恐ろしくなった。

政府によって子どもが交換されたのかと思っていたので
どういう策略が隠されているんだろうと
エンタメ的ミステリを想像していたけれど・・・

そうとう身の毛がよだちました。
罪があるとか無いとか
正論とか虚言とか
正義とか犯罪とか
善意とか悪意とか
正気とか狂気とか
もぅね、大きな権力が主導的に操ることの恐ろしさったら
現実にあることだけれど
人間って偉そうなこといってるけど
何なのだと絶望感を抱きそうになります。

とはいえ、救いもあった。
そして、宗教や信仰について考える。
無知なので確信はないけれど
主人公の母は特にキリスト教を
信仰していたわけではなさそうだ。
でも、自分の宗教を信じているいないに関係なく
絶望から救ったのは、問題を呼びかけた
なかなかの権力を持つ神父と
信仰する人々の団結により集まった
大衆の力だった。
苦しい人々を助けたのは
宗教に関わっている人たちで
その教えによるものだった。
「強きを挫き、弱きを助ける。」

んー、精神に関わるものが出てくると難しい。
でも、極悪警察を白日のもとにさらし
軌道修正できるほどの力を持つんだな。
一方で、日本ではどうか?
信仰の団結力によってってのは無理だなぁ。

アンジェリーナ・ジョリーが主演している
作品を観たのはたぶん初めてだったけれど
映画で演技している人なのに
有名すぎるアンジェリーナ・ジョリーって人を忘れるくらい
“その人”に見えた。んー変な表現。
時代も違うんだからニュースのようなリアルではなく
まさに今起こっているかのような。

母の強い愛がテーマの柱だ。
家族の愛情ものって
なんだか語りたくなっちゃうな。★★★★

チェンジリング_e0038717_12455632.jpgチェンジリング
クリント・イーストウッド監督×アンジェリーナ・ジョリー主演、超一級サスペンス・ミステリー!衝撃の実話を映画化した圧巻のサスペンス、遂に低価格化!
1928 年。ロサンゼルスの郊外で、9歳の息子ウォルターと幸せな日々を送る、シングルマザーのクリスティン。だがある日突然、家で留守番をしていたウォルターが失踪。誘拐か家出か分からないまま行方不明の状態が続き、クリスティンは眠れない夜を過ごす。そして五ヶ月後。警察から息子が発見されたとの朗報を聞きクリスティンは念願の再会を果たすのだが・・・。

# by ukigumo-kaza | 2010-05-04 12:48 | 海外映画

鴨川ホルモー

原作を読まないまま観ました。
ここまで高いテンションの場面をイメージしながら
読めた気がしないので
映画を観てよかったんだと思う。

CGアニメの式神っていうんでしょうか
あの、赤ちゃんみたいな、
キモカワイイ感じが何とも言えませんね。

京都が舞台背景ってピッタリ。
もし東京だったら玄武とか白虎とか似合わない気がする。
昔は風水が国家的に取り入れられていたほど
宗教が密着していたんだなぁ。
方角を考えてビジネスを考えるとかって
今もあるかもしれないけれど
一般的には気づかないと思う。

ファンタジーだし、あまり考えないで
なははっと笑いながら楽しめた。
よかったよかった。★★★☆

鴨川ホルモー_e0038717_1156284.jpg鴨川ホルモー
万城目学の同名小説を、山田孝之と栗山千明共演で映画化した青春コメディ。2浪の末にようやく念願の京大に入学した安倍は「京大青竜会」というあやしげなサークルに入会。そこでは「オニ」を操り戦わせる謎の祭り“ホルモー”なる行事が行われていた。
# by ukigumo-kaza | 2010-05-04 12:00 | 邦画

東京物語

昭和2〜30年代の映画が好きでみるわりに
この、有名すぎる作品は今までみたことが無かった。
借りようと思ったタイミングだと
いつも借りられてたんだよねぇ。
ついにみることができました。

お気に入りのヴィム・ヴェンダース監督も
この作品に触発され自身もたしか『東京画』だったかを
作られていたんじゃなかったか。
調べた。「東京画」
あぁ、やはりそうですね。ドキュメンタリーだったのかぁ。
これ、みたいんだけれどDISCASにはないですね。残念。

話は戻りまして、東京物語。
親子、家族の話です。
年老いて行く両親と邪魔にする子どもたち。
末っ子と息子の嫁は心優しく気遣っている。

孝行しようと思ったときは
もう親はこの世にいない、
いつまでも、あると思うな親と金って
昔からよくいわれることですが
この映画のテーマではなかろうか。

杉村春子さん演じる娘が
まぁーー歯に衣着せぬ物言いで
ほんとにキツい。なんでそこまでドライになれるのか。
正直っちゃぁ正直なんだけれど
みていてすごく悲しくなった。
末っ子もそう感じているらしく
原節子さん演じる義姉に投げかけるのですが
姉さんは「皆それぞれの生活をしているの。仕方ないのよ」と
そのシーンがチクチクと刺さったな。
そうなのかな、そうなんだろうなぁ・・・

当時は広島の尾道から東京までは電車で
16〜7時間かかってたのかっ。
およそ60年後の現在は
山口から東京を4時間程度!で移動できます。
飛行機つかったらもっと短いのかな。
夜行バスでさえ、そんなにはかからないんだから
時代の流れって、えげつないなぁ。と
若干怖くなりました。

原節子さんの所作や言葉遣いがとても素敵だった。
当時でさえ当たり前だったわけじゃないようで
熱海の宿に出てくる女の子は
すでにガッチャガチャしてた。

とはいえ、会社とかで「お茶をお持ちしますわ」とか言ったら
メイドカフェかよってなりそうだし
「お休みですもの」みたいなのって聞かない。

流行語のほかに日常の言葉づかいだって
確実に流れているのだなぁ。★★★★★

遠くの母に逢いたくなった。おかぁちゃん・・・

東京物語_e0038717_17242256.jpg東京物語
日本映画を代表する傑作の1本。巨匠・小津安二郎監督が、戦後変わりつつある家族の関係をテーマに人間の生と死までをも見つめた深淵なドラマ。故郷の尾道から20年ぶりに東京へ出てきた老夫婦。成人した子どもたちの家を訪ねるが、みなそれぞれの生活に精一杯だった。唯一、戦死した次男の未亡人だけが皮肉にも優しい心遣いを示すのだった…。
# by ukigumo-kaza | 2010-04-24 17:26 | 邦画