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飛ぶ教室

勝手にドイツ映画祭り 第2弾!

寄宿舎のある音楽学校で学ぶ
子どもたちの話し。
家から学校に通う通学生v.s
寮で生活する寄宿生と
演劇の脚本を巡っておこる事件が柱かな。

登場人物が皆可愛らしい。
ジャックラッセルテリアも賢いねぇ

上級生のテオは時々イジワルだったり
隠れてタバコ吸ってたりするけれど
意外と面倒見がよくて
慕われていたり(なめられてるのか?)
校長は同じ学校に通っている息子を
他の子と同様に接しつつ
それを逆手に笑いを取ったり
ベク先生は元気すぎる子ども達をたしなめつつ
寛容にみまもったり、大人たちも魅力的。

もちろん、主役の5人組も
利発で活き活きしていて、ンッとにカワイイ。
子どもなりに闘ってんなぁ
枕投げ、雪合戦、決闘、弱虫からの脱却
モナがハーマイオニーに見える。
ヨナタンはSMAPの稲垣君か小泉元首相か。

禁煙車のオジジとベク先生のエピソードで
ドイツが東と西に別れていた歴史も
触れられています。

音楽が素敵。
ドイツの美しい街並を見ることが出来るのも
この映画の魅力だな。

「あ、そう」はドイツ語でも「あ、そう」なんだね。

原作は児童文学の名作だそうで
自分もタイトルだけは知っていました。未読。
当初、想像していたのは
漂流教室みたいに
いろんな世界に飛ぶのかと思ってたなぁ。
名作だけあって、グッときた★★★★★

e0038717_23341891.jpg飛ぶ教室
寄宿舎生活を送る5人の少年たちがクリスマス劇を上演するまでを描いた感動作。原作はエーリヒ・ケストナーのドイツを代表する児童文学の名作小説。
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by ukigumo-kaza | 2007-08-10 23:42 | 海外映画

MON-ZEN(もんぜん)

勝手にドイツ映画祭り 第1弾!

ドイツ人の中年兄弟が
日本の禅寺にきて修行をするってのが柱です。

当初は日本の禅に憧れて弟が
一人旅をする予定だったのが
兄にふりかかったハプニングから
兄弟で行くことに。
後に、弟も家族に言えなかった
秘密があったことが分かります。

日本語がまったく話せない上に
ドイツ語はおろか英語だって
ほとんど通じない。
さらに個人旅行だから
添乗員がいるわけじゃなく、、、
夜道に迷ったときの不安はたまらなかったろうなぁ。

銀行のATMの場面は
「あぁあぁっ!!!」っとなりました。
しばらくしたら出てくるんじゃないの?
あれ、どうしたんだろう。側の電話機(?)分からなかったのかな。
言葉が通じないと思って、はなから無視してたんだろうか。
ホテルの荷物も、どうなった?パスポートとか。

異国の土地でお金も無くなり路頭に迷った兄弟が
デパートや回転寿し屋で「ややっ!?」とする行動をとった時は
もぅ、死活問題に直面した切実さが。

二人が渋谷のスクランブル交差点ではぐれ
さらに混乱するも
弟の機転で、どうにかこうにか
お金を稼ぐ道にたどりついた。
あの女の子と出会わなかったら
どうなっていたことか。

やっとこさ、禅寺に着くと
日本人でも知らない仏道の世界が。
興味深く見ました。いやホント大変っ
兄弟も慣れないこと尽くめで
疲労困憊になりながらも
お坊さんたちに触れ
それぞれを見つめ直すことができたようだ。 

門前では
オジジ兄弟は演技しつつ修行を体験し
お坊さんたちは、おそらく
俳優でなく実際に生活しているんじゃないだろうか。
ハンディカメラの映像で
よりドキュメンタリータッチになっている。

派手なドタバタコメディというより
外国の人が日本の静かでディープな世界を
驚きながら体験するってのが面白いんだろうなぁ。
外から見た日本ってところが。

大喧噪の東京から、閑散とした田舎町のお寺のギャップも
見所なのかも。
いささか、古い感じのニッポンです。

この兄弟の行く末は分かりませんが
ラストがいいですね。よかった。
結構、異色な映画だったなぁ。★★★☆ 


e0038717_23432767.jpgMON-ZEN
人生に疲れた中年ドイツ人兄弟の日本珍道中を描いたコメディ。禅の道にかぶれ日本にやってきた兄弟は、無一文になりながらもなんとか旅費を工面し、門前町の総持寺へ向かい、ようやく修行の日々が始まるが…。
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by ukigumo-kaza | 2007-08-09 23:53 | 海外映画