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ぼくのバラ色の人生

バラ色ってそういう意味だったのか。
おもちゃとか色がポップで可愛い。
なぜかアラブの映画だと思っていたので
フランスで勝手に意表をつかれた。

女の子になると思っている男の子と
それを理解できない周りとの闘い。
明確に目覚めはじめた主人公のリュドヴィック。
両親も初めは子どものお遊びと思っていたんだけれど
どうやらこれは本気らしいと気づいて
混乱しながら真剣に対処していく。

その真剣さってのが、リュドヴィックを絶望させ
両親の要求に順応しようとするんだけど、
どうしても拭えない自分の中の違和感に苦しむ。

父ちゃん母ちゃんの戸惑いは分からんでもないけれど
あまりにキツくあたりすぎじゃないだろうかな。
周りに拒絶されても家族が受け入れてくれてれば
優しいリュドヴィックが悲しまないですむんだけれどな。

最後、希望が見えそうな
いい予感がする感じでよかった。★★★☆

ぼくのバラ色の人生_e0038717_1823182.jpgぼくのバラ色の人生
7歳の少年・リュドヴィックの夢は女の子になることだった。両親は風変わりな息子を理解しようと努力する。
by ukigumo-kaza | 2008-03-16 18:46 | 海外映画
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