大学入学を期に仙台へきた主人公は
新居のアパートで隣の住人の“河崎”と出会い 本屋襲撃の手伝いに巻き込まれる。 本屋襲撃の理由は?・・・ブータン人のドルジって? 主人公の椎名の雰囲気が すごくファ〜っとしていて所々笑っちゃった。 事実に気がついて まだ荷ほどきされていない段ボールのふたを 呆然としながらパタパタと無意識に動かしているシーンは こうなっちゃうよなぁと。 ストーリーは非現実的で複雑に絡んでいるのに こういった細かくてリアルな動きに見入ってしまった。 瑛太さんの演じ分けも、 あぁっそう見えるっ違和感ゼロだなぁと可笑しい。 お笑い芸人ハローバイバイの人だと思うんだけれど その役がもうね、どうしようもなく嫌な気分になった。 ブータンの文化とかボブ・ディランの歌とか ポイントはいくつかありますが 死ってのが柱になってるような気がするな。 不条理な死に救いが見える感じかな。 んーむ・・・椎名、河崎、ドルジ、コトミ、レイコの それぞれの穏やかな交流を別に なんで死ななきゃいけないのか(ペットも含め) 瑛太さん演じる“河崎”の悲哀を強くするためなのか? こういう死の扱い方は好きじゃないな。★★★ アヒルと鴨のコインロッカー 大学入学のために仙台へ引っ越してきた椎名。新居の片づけをしていると、同じアパートの河崎と名乗る男が声をかけてきた。口ずさんでいたボブ・デュランの曲に興味を持ったらしい。しかし、彼は初対面の椎名に、同じアパートに住むブータン人のドルジという青年に広辞苑を盗んでプレゼントしたいから「本屋を襲わないか?」と誘う。ドルジは河崎の元彼女の琴美と付き合っていたらしい。また買うのではなく盗むのが大切だと奇妙なことを言う河崎。椎名は逃げ腰だったが河崎の巧みな話術にのり、気づいたら本屋襲撃に加担していた!
by ukigumo-kaza
| 2008-03-09 23:45
| 邦画
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