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めがね

海沿いの民宿に世間の流れとちょっとズレた人たちが
なぜか集まってくる。
なぜかみんなメガネをかけてる。
ロハス、オーガニック、無印良品なイメージ。

小林聡美さんの雰囲気って
不思議だけれど映画ととても合ってて心地いい脱力感だなぁ。
人に薦められた何かを拒絶しても悪く取られないというか、
この映画の中の人たちだからなのか。
もたいまさこさんの笑顔がすごく可愛いなぁ。

世間と違った価値感をもっている人たちだけれど
その人たちはその人たちの共通な暗黙の了解があって
誰でもお越し下さいっていうよりは
やはりそこの波長があった人たちしか入れないような
柔らかなカーテンがおりているよう。

そこの空気をひっかきまわすような活動的で情熱的な人が来たら
桃みたいな柔らかくてナイーブな空間はどうなってしまんだろう。

静かで、穏やかで、ポクポクとしたテンポは
ゆっくりしているんだけれど
時間が経つのを忘れる映画だな。

音楽も心地いい。

さくらさんの存在感が可愛くて可笑しかった。
主人公のタエコさんは自転車の後ろに乗れて自慢げ。ぷふふ

黄昏とかき氷かぁ。

コージに意表をつかれる。★★★★

e0038717_02099.jpgめがね
南の島の小さな街。プロペラ機でこの地に降り立ったタエコはハマダという宿泊施設にやってきた。宿の主人はユージ。ほか高校教師のハルナや海辺でかき氷屋を開くサクラが、この宿に出入りしている。タエコは観光をしようと名所を聞くが「ここは観光する場所はない。たそがれるだけです」と説明される。独特の空気が流れ、やさしいような、なれなれしいような不思議な人々にとまどうタエコは宿を変える決意をするが、新しい宿泊施設はとんでもないところだった…。やがてタエコを「先生」と呼ぶ青年が、ハマダを訪れる…。
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by ukigumo-kaza | 2008-04-27 00:23 | 邦画

幸福のスイッチ

“親の心、子知らず”

父ちゃんに嫌気がさし田舎を飛び出して
東京の専門学校へ行き就職したけれど
思っていた世界と違って上司とぶつかり
勢いで会社を辞めてしまった。

会社には優しい彼氏もいて
戻ってこいよと諭されるが
そんな時、実家から姉が大変だと
新幹線の切符入り手紙が届く。

戻ってみると、父ちゃんが足を骨折し入院していた。
父ちゃんに反抗心を抱いたまま
姉と妹に説得され実家の小さな電気屋を
手伝うことになったのだが・・・

近所には激安量販店ができお客をとられているのに
小売店ならではの仕事があるからと
修理や、商売と関係ない手伝いを引き受ける。
それに不満爆発の次女レイは
ぶちぶち言いながら手伝っていくうち
心のトゲが抜けていくように。

変わっていく故郷と、そこに住み続けている人と
そこを出て行った人とのちょっとした距離とか
互いに気にかけている家族とか
なんだか自分にも少し重なっている部分がある気がして
ちょっと切なくなったな。★★★☆


先月、用事があって1年ちょっとぶりに4日ほど帰省した。
そのとき商店街を見て回って衝撃だったのが
かつての賑やかさや想い出の場所が
ことごとく無くなってたことだった。
とても哀しくなったけれど
自分だけが勝手に哀しがってて
そこには普通の日常があるし
よけいなお世話な感情なんだよなぁ。
長年生活していた場所であっても
もはや“外部の人間”なのかなぁ・・・・・
んぁっ、ちょっとトリップしちまったぜ。

e0038717_22282451.jpg幸福のスイッチ
採算を度外視してまで"お客様第一"と言い続ける電器屋の父に反発して田舎の実家を離れ、東京のデザイン会社でイラストレーターとして働く21歳の怜。まだ新人にもかかわらず自己主張は一人前で、ある時、ついに上司と衝突、その勢いで会社を辞めてしまう。そんな怜のもとに、妹の香から姉の瞳が倒れて入院したとの手紙が届く。あわてて実家へと帰省した怜だったが、実のところ、入院したのは瞳ではなく骨折した父の誠一郎だった。ソリの合わない父が骨折したぐらいでは帰ってこないだろうと考えた香が嘘の手紙を書いたのだった。
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by ukigumo-kaza | 2008-04-08 22:59 | 邦画

稲妻

♪青い稲妻が ボクをせめるぅ〜
  炎 体 焼きつくすぅ ゲッチュ♪♪


とかではなく、もっと重心が低めです。・・次元が違うか。

「初恋・地獄篇」のあと続けざまに見た昭和映画。
初恋〜よりも前の時代で昭和30年代の作品。
街並の推移が興味深い。時の流れよ。

高峰秀子さん主演で成瀬巳喜男監督で林芙美子さん原作。

母と父親がみな違う娘3人息子1人。
高峰秀子さんが三女で兄弟の中で一番冷静に
もみくちゃな人間関係の間をすり抜けていく。

姉の夫が出先で急死し、その夫が残した保険を巡って
さまざまな思惑が絡み、よい方向に向かえばいいけれど
そこは人間。
飽きれるやら、疲れるやら、
やんなっちゃうやら、笑っちゃうやら。
んとにねぇ〜・・・

終わりの母と娘、二人だけの後ろ姿は
同監督の作品『女の座』('06.2/16blog参照)に
通じるものがあったな。

上のトラブルシスターズはどうなったんだろうかね。
一家をひっかきまわす男は?
主人公の人生の行方は? ★★★☆

e0038717_2323747.jpg稲妻
日本映画の四大巨匠のひとり・成瀬巳喜男の生誕100年を記念し代表作をDVD化。全員父親が違う母子家庭の4姉妹それぞれの生き様を、家族からの脱出を試みる末娘の視点で描いた、林芙美子の原作小説を映画化。当時の人気スター・高峰秀子主演作。
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by ukigumo-kaza | 2008-03-31 23:47 | 邦画

初恋・地獄篇

寺山修司さん脚本で借りてみました。

さすがアングラ感120%で、何とも形容し難い独特の禁忌ワールド。
妖しく'70年代の青春(?)を描きます。
あまりに濃すぎて気が遠くなっちゃいそうですが
その世界を含む通常の街並も相まって
♪そんな時代も あぁ〜ったねとぉ♪
在りし日の日本を不思議な気分で見ました。

ん〜む・・・
この時代ってアングラ感ってものの許容範囲が
今と比べると違う気がするなぁ。
大衆の面前で奇妙なことをしてても
笑って通り過ぎているし(無論、裸になれば警察が来てたが)
ともすれば時代は変わって、規則もできて
地域環境がより良くなった気がするけれど
「奇妙なこと」に対して厳しくなったかもしれない。

いや、かつてオタクと呼ばれた人たちは
今や日の光をあびて堂々と楽しげに活動しているし
やっぱり許容範囲が移行したのかな。

今こんな映画を撮ったりアートとして活動したりって難しそうだ。
'70年ならではじゃないだろうか。★★★☆


デザイナーの横尾忠則さんが出ている映画だったっけと見てみたけれど
これじゃなかったみたいだな。
主演の男の人がお笑い芸人
よゐこの濱口さんに似てた。

 ジャケットが↓宇野亜喜良さんでオシャレですね。
e0038717_21522925.jpg初恋・地獄篇
性が氾濫する都会の片隅で生きる若者をドキュメンタリータッチに描く瑞々しい一編。幼い頃救護院から彫金師に引き取られた青年・シュンは、ある日ナナミという少女と出会う。シュンは、集団就職で上京しヌードモデルをして生活している彼女に惹かれ…。
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by ukigumo-kaza | 2008-03-30 22:04

アヒルと鴨のコインロッカー

大学入学を期に仙台へきた主人公は
新居のアパートで隣の住人の“河崎”と出会い
本屋襲撃の手伝いに巻き込まれる。
本屋襲撃の理由は?・・・ブータン人のドルジって?

主人公の椎名の雰囲気が
すごくファ〜っとしていて所々笑っちゃった。
事実に気がついて
まだ荷ほどきされていない段ボールのふたを
呆然としながらパタパタと無意識に動かしているシーンは
こうなっちゃうよなぁと。
ストーリーは非現実的で複雑に絡んでいるのに
こういった細かくてリアルな動きに見入ってしまった。

瑛太さんの演じ分けも、
あぁっそう見えるっ違和感ゼロだなぁと可笑しい。
お笑い芸人ハローバイバイの人だと思うんだけれど
その役がもうね、どうしようもなく嫌な気分になった。

ブータンの文化とかボブ・ディランの歌とか
ポイントはいくつかありますが
死ってのが柱になってるような気がするな。
不条理な死に救いが見える感じかな。

んーむ・・・椎名、河崎、ドルジ、コトミ、レイコの
それぞれの穏やかな交流を別に
なんで死ななきゃいけないのか(ペットも含め)
瑛太さん演じる“河崎”の悲哀を強くするためなのか?
こういう死の扱い方は好きじゃないな。★★★

e0038717_23171731.jpgアヒルと鴨のコインロッカー
大学入学のために仙台へ引っ越してきた椎名。新居の片づけをしていると、同じアパートの河崎と名乗る男が声をかけてきた。口ずさんでいたボブ・デュランの曲に興味を持ったらしい。しかし、彼は初対面の椎名に、同じアパートに住むブータン人のドルジという青年に広辞苑を盗んでプレゼントしたいから「本屋を襲わないか?」と誘う。ドルジは河崎の元彼女の琴美と付き合っていたらしい。また買うのではなく盗むのが大切だと奇妙なことを言う河崎。椎名は逃げ腰だったが河崎の巧みな話術にのり、気づいたら本屋襲撃に加担していた!
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by ukigumo-kaza | 2008-03-09 23:45 | 邦画

それでもボクはやってない

平穏でそれなりに真っ当な人生を歩んでいるのに
荒らしに巻き込まれるように
全く身に覚えのない罪で
監獄に入れられ犯罪者に。

お金(保釈金)を払えば釈放されるし
黙っていれば周りにもわからない。
けれど、そうじゃないだろ?って立ち向かう。

裁判なんて、一生お世話になりたくない機関でありますが
数年後には陪審員制度も始まるので
もしかすると裁く立場になるかも。
いや、陪審員だけじゃなくて
いつ無実の罪で犯罪者にされるか分からない。
あ"ぁっそう考えるともぅ一歩も外に出られないっ!(大混乱っ)

・・・・・・ふぅ・・・・・・・・

この映画では、主人公のしていた行動が
言っていることと同じだって見られるので
この人は無実だって分かるけれど
実際、証言だけで判断できるんだろうか。
友人らによる無実の証明をしてもらえなかった場合。

周防監督の緻密な取材によって
細かい所まで再現されているそう。
テーマである裁判の疑問部分に
賛同意思で首をかしげ
真犯人は依然として犯罪を続けているだろう
そいつはどうするんだ検察官っと
軽い恐怖を味わいましょうか。

次の土曜日にテレビで放送されるそうなので
見てみちゃどうでしょう。★★★★

図書館でこの映画に関する周防監督の本を借りてきた。
読んでみよう。

陪審員の映画だと「十二人の怒れる男」
その映画を参考にした三谷幸喜監督の「12人の優しい日本人」てのがありますね。
ほかにもあるかな。

e0038717_2242573.jpgそれでもボクはやってない
通勤電車で痴漢に間違えられた青年の裁判を描く。あなたの知らない”ニッポンの裁判”・・・その、おそるべき現実が明らかに!
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by ukigumo-kaza | 2008-02-24 00:06 | 邦画

大日本人

ダウンタウンの松ちゃんが監督主演。

監督の感性がほとばしる
「こんな地球防衛軍がおってもいいじゃん」な
軽い目眩を起こしそうなストーリーか。
途方に暮れるぜ。

見たことある人たちも
CGで怪獣となって登場。
板尾さんと原西さんと大日本人の絡みが
しょーもないけれど笑っちゃったなぁ。
往年の「ごっつ」みたいだった。★★★

e0038717_2315232.jpg大日本人
TVクルーから取材を受ける男・大佐藤。彼は有事の際に出動し、事態を解決させることを生業としていた。そんな彼の日常にクルーたちは迫っていくが…。
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by ukigumo-kaza | 2008-02-12 23:05 | 邦画

サラリーマンNEO Season1vol.4

サラリーマンをネタにしたコント番組。
偶然にも初めてこの番組を見たときは衝撃でした。
というのも、これを放送していたのが天下のNHK!
こんなユーモアセンスあふれる内容もやるんだっ
と勝手なNHKイメージを塗り直しました。
沢村一樹さんの『セクスィー部長』にヒックリ返る。

サラリーマンの可笑しさと哀愁を武器に
疲れた人々を癒そうというのか・・・
あくまでもコントなので
こんな人いるわけねーよって強烈なキャラクターが
次から次へと出てきます。

You Tubeでもアップされているようなので
どんなもんか見てみてはどうでしょう。
サラリーマン体操なんて
あなたの健康を応援する素晴らしいコーナーも・・?・・・
笑いってホンットにいいもんですね @水野さん ★★★★★

今民放で面白いコント番組あるかな?と思い起こすに
そういえば楽しみにしているものがないなぁ。
ダウンタウンの『ごっつええ感じ』ぐらい
面白いの始まらないだろうか。
やはり“ごっつ”はマイベストだな。
「コント番組といえばNHK」になったりして。

e0038717_21221162.jpgサラリーマンNEO1 vol.4
サラリーマンをモチーフにした新感覚コントバラエティ番組の新シリーズ第4巻。2006年後半に放映されたコントを中心に、お馴染みの「サラリーマン語講座」、「会社の王国」のほか、人気の新コーナー「部長の親」などを収録した爆笑必至の内容。
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by ukigumo-kaza | 2007-12-16 21:38 | 邦画

無法松の一生

喧嘩っぱやいが気は優しくて力持ち。
ひょんな事から軍の偉いさんの子どもを助け
その後もなにかにつけ、世話を焼いていく。

ひ弱な小学生のボンボンと
子どもの頃、貧しく意地悪な継母から
遠くで働く父の元へ逃れたことがある
少々荒っぽい大人の無法松は
全く境遇が違うにも関わらず
一緒に遊んだり喧嘩したり。

ボンボンが思春期になると
その時期特有の
「うっさいなぁ。」になって
ちょっと迷惑がるんだけれど
無法松のおっちゃんは、どこ吹く風。

そんなふうに豪快で面倒見がいいから
周りの人も慕っている。
タイトルに「一生」とあるとおり
最期も描かれているんだけれど
「もぅっどこまでこの人はっ」と感動するのです。
あぁしかし、この最期が切ない。

貧しさが故なのか、未亡人になった人に恋し
身分が違うと思っていたのか打ち明けられず
かといって、別の人と結婚するでもなく
生涯一人だった無法松。
それでも決して淋しくはなかったかもしれないけれど
こんなに男気溢れる人が哀しい結末を迎えるなんて。
少々、不条理な感じもします。

場面の間で、無法松の仕事だった
人力車の車輪がクルクル回る場面が出てきます。
それが止まった時は・・・

無法松がボンボンに
自分の小さい頃の話しをするんだけれど
夜、真っ暗な森を駆けていくシーン。
森の木々が真っ黒で風に揺れ
お化けがいるような錯覚に陥る演出があるのですが
チェコアニメのような雰囲気だった。
ユーリ・ノルシュテインの
「霧につつまれたハリネズミ」っぽかったなぁ。
三船敏郎さん、高峰秀子さん、笠智衆さんが出ているので
時代も古いはずですが、海外映画的な雰囲気も
チョイチョイと(勝手に)感じました。

三船敏郎さん、濃い存在感で
やっぱこの人はスゴいなぁと
ジワジワ感動がこみ上げてきたのでした。★★★★

e0038717_224544.jpg無法松の一生
北九州の小倉。人力車夫の富島松五郎が戻ってきた。喧嘩っ早く無鉄砲なため無法松と呼ばれる彼だが人情味は人一倍。ある日、彼は稼業の道すがら木から落ちて怪我をした少年を助ける。少年は吉岡大尉の一粒種・敏雄であった。これをきっかけに、彼は親しく吉岡家に出入りするようになる。ところが大尉は演習で雨に打たれた風邪が元で急逝してしまう。それからの松五郎は敏雄のよき遊び相手ともなり、淋しい母子の力となった。時は流れ、敏雄は成人した。大正六年の祇園祭り。案内役の松五郎は、敏雄への離愁、夫人への慕情と、その複雑な思いを胸に祇園太鼓を打つのだった…。
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by ukigumo-kaza | 2007-09-29 22:46 | 邦画

東京のえくぼ

バスの中でスリにあい
間違って捕まえたのは
新しく勤務することになった百貨店の社長だった。
社長秘書として社長の仕事を見ていると
決済のための判子押しは連日山積み
朝から晩までパーティやら結婚式やらお葬式に奔走。

「ホルンを吹きたいんだよ」という言葉で
社長職一時逃避の手助けをするため
自宅に下宿人としてかくまう。
身分を隠し「社長さん」ってつい言っちゃったら大変なので
「サチオさんって名前にしましょう。左の千の夫と書いてサチオよ。
 もしシャチョウさんって言ってもごまかせるわ」・・・サチオさんって。

実家にいる父ちゃん、母ちゃん、弟妹たちは
下宿の左千夫さんは、変わった人だなーと思いつつ
すごく仲良しになる。結婚の相談までしちゃって。

かなり予想できる展開ですが
言葉遣い、田舎に行っても見ることはできないだろう景色
味わい深い物として面白く見ることが出来ます。
手描きのテキストや音楽も逆に新鮮。

関西弁の専務がかなりいい感じで笑えます。★★★☆

e0038717_065989.jpg
東京のえくぼ
敗戦から劇的な復興を遂げた東京。伸子はバスでスリの被害に遭うが、容疑者の男・紀之国屋文太郎は彼女が就職した会社の社長だった。
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by ukigumo-kaza | 2007-09-16 00:08 | 邦画