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鉄コン筋クリート

松本大洋さん原作

あの空間がどう映像化されたかと
楽しみにしていた作品。
色も、風景も見応えあるなぁ。
夢を見ているかのような
ありそうで無い風景。
ビュゥッと吹きあげる風を感じる絵がグッと“クル”

クロとシロ
ネズミと木村
藤村と沢田
形はどうあれ壊れた世界の中でつながっている。
あのジィジもいい味だしてたなぁ。

牛骨をかぶった少年で
バンプ・オブ・チキンのユグトラシル
村上春樹さんの海辺のカフカを思い出した。

あの絵が動いてるのが感動 ★★★★

e0038717_22411726.jpg鉄コン筋クリート
宝町で暮らす親を知らない少年クロとシロ。町で“ネコ”と呼ばれるふたりは、かつあげやかっぱらいで暮らしていた。その町で“子供の城”の建設話が持ち上がる。しかし、それは古めかしい宝町を近代化して支配しようとするヤクザの仕業。昔気質のヤクザのネズミは反対するが、彼のボスは謎の男“蛇”にこの計画を一任していた。残酷な蛇はクロとシロを邪魔者だと判断し、刺客をおくる。ケンカでは誰にも負けない凶暴なクロだったが、刺客の前では手も足も出ない。そして追いつめられたシロは刺されてしまう…。
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by ukigumo-kaza | 2007-07-29 23:22 | 邦画

粗忽は治らないのか

古今亭志ん朝さんの落語本を読み終わったのに
次に読むための文庫を買っていなかったっ
仕方ないので何か再読しようと
本を収納しているボックスを開けると
村上春樹さんの「スプートニクの恋人」を発見。

本屋に行くたび買おうかなぁと悩んでいた本でした。
持っているのも読んだのもスッカリ忘れていたー!
買わなくって良かったぁ。

一度気に入ると、その人の本ばかりを
ダカダカと読むのですが
後になって「これ読んだっけ?」になったりします。

再読してみて、やっぱりどんな話か覚えてない。
女の子がどこか遠くに行っちゃって
主人公の男性に手紙を送るってパターンは
他の作品にも見たので
この雰囲気は記憶にあるものの
物語の終結がどんな方向に向かうのかは全く分かりません。
なんか得した気分ですね。
実際は得してないですが。気分気分。にひひ


昨日は別の本をネットで在庫状況を検索して
丸の内の丸善に無かったので、池袋のジュンク堂まで
ヒッサビサに行ってきました。
半日いても、全く飽きない。
カゴを持って上へ下への大騒ぎ。
やっぱこう、沢山の本が並んでるのを眺めて
目当ての本を手に取って
中身を見て選ぶってのがいい。
当初は買う予定の無かった本も併せて厳選した5冊を購入。
楽しみだなぁ。

* 〜 * 〜 * 〜 * 〜 *

全く別の話し。先週の事。
以前、百貨店で買ったお団子がおいしかったので
再び買いにいったら売り切れだった。
お団子は一串にみっつ刺さっていて
胡麻、きな粉、海苔がまぶしてあり中は餡子。
海苔の香りがいいのです。ほ〜ぅ・・・

その同じ棚に販売元のお店が紹介してあった。
電車にのれば行けなくもなさそうなので
早速家に帰って地図を見て買いにいくことに。
で、地図を改めて見ますと
単純な経路で歩いていけるかもしれない☆
ザックリと経路を頭にいれ、いざ団子!

しばらく行くと地図を持ってくるのを忘れたことに気づく。ガーーンッ
結構歩いたし、引き返すのも難だから
行けるとこまで行くことに。人に聞けばいいやぁと
周りを見ながら歩いていくと交番を発見。
交番のオジジに道を教えてもらい途中迷いながら
ようやく、とーくにのぼり旗を発見。
埼玉屋 小梅 埼玉県ではありません。

この探検で分かったのですが
なんと家から浅草まで徒歩30分弱で行けることが判明!!
おぉぅ!今までバスで行ったり、電車を乗り継いだりと
えらい遠回りをしていたんだなっ
自転車があれば、もっと時間は短縮されるでしょう。
住めば都
若者にはあまり人気のない土地ですが
良いとこだなぁ〜

粗忽(そこつ)とは、おっちょこちょい又は慌て者のこと
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by ukigumo-kaza | 2007-07-29 22:33 |

80日間世界一周

今ほどの交通機関もない昔
80日で世界中を見て回ろうなんて夢の話し。
なのに賭けをしちゃったもんだから
あらゆる手をつくして
しかも楽しみながら異国を旅していく。
気球とかロマンを感じる。
あのよく聞く曲、この映画のだったのかぁっ

80日を3時間の映画にまとめたDVDを
返却日が迫っているのに
見てなかったため
内、早送りをしながら2時間で見て
ホントにもぅ総じて忙しない旅になりました。

とはいいながら超大作。
各国の街や人々の服装が凝っていて
目にも楽しくなります。

おそらく誤解大であろう各国の世界観は
まぁ、そこは映画だからと笑えます。
日本もヨコハマが出てきます。
これはフィクションと
頭のなかで再確認。
じゃないと、「こんなの日本じゃないやいっ」と
家を飛び出したくなるかもしれません。
嗚呼、フジヤマ、舞妓、侍、大仏・・・

パスパトゥって召使いが
時折ナイナイの岡村さんに見えてくるんだよなぁ
動きが似てる。
次々起こるトラブルを
全く気に留めず軽々と乗り越えて
旅の妙味になっている。
仕事紹介所でパスパトゥが
フォッグの家に行くことを決めたのですが
この場面、落語の「化物使い」で杢助が
人使いが荒くて有名な主人のところへ
奉公の立候補するところを国も時代も違うけれど
不思議と思い出させた。   ★★★☆


e0038717_2318660.jpg80日間世界一周
ビクトリア王朝時代のイギリス。80日で世界一周できるかどうか賭けをした紳士、フォッグが召使パスパトゥを連れて旅に出た。花の都パリでは気球を買って飛び立ち、スペインでは闘牛士となり、カルカッタでは姫を助け、横浜・サンフランシスコ・ニューヨークへと旅は続く。果たしてフォッグは時間までにイギリスへ帰ることができるのか?!
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by ukigumo-kaza | 2007-07-28 23:50 | 海外映画

太陽

『天皇は神であって、人間ではない。』

第二次世界大戦、終焉にむかっていく。
神として崇め立てられていた昭和天皇が
国民と同じ人間であることを公言する。

今の時代、人間ではないなんて
んなバカなーと思えることが
本当に信じられていたんだろうか。

高校の歴史の授業で
明治、大正、昭和あたりは
時間が足りなくてできなかったんだよなぁ。
そのためこの辺りのことは
第二次世界大戦以後の
テレビで報道されている程度のことしか知らないので
とても曖昧。

ヒトラーとなんで同盟を組んだのか
戦争での勝率のみで組んだのか
そんなに遠くない過去なのに
よく知らないことだらけだ。

この映画は昭和天皇の個人性を追った作品だけれど
おそらく厚いベールで隠され続けていたことを
こんな奥まで知ることは出来ないんじゃないか。
憶測の部分が多いかもしれないな。

東京は焼け野原で、広島も原爆を落とされた後だというのに
海洋生物の観察、庭には放し飼いの鶴
あまりにも外と隔絶されすぎた世界。
鶴がいいタイミングでよく鳴く。

マッカーサーに薦められた葉巻を
一度断りながら、やっぱ貰うってときに
それまで英語で会話していたのに意識が葉巻にいったあまりに
日本語で「あぁ、すごいね。これは何?」と訊ねる。
侍従たちと送られたチョコレートにワイワイとなったり
なんというか、無垢な感じがした。イノセント。
なんとなく緊張感がない。
戦争は旗色が悪くなっていると分かっているのに。

天空城のように浮いたところに住む天皇は
確かに徹底的に祀り上げられた神さながら。
地獄絵図の地上と離れた場所に生きている。
のに、細かいスケジュール管理。

侍従や通訳が戸の間から覗きすぎ。
「巨人の星」の明子が木陰から見守るように
ひょっと顔を出しているのが可笑しい。

ロシアの監督がアメリカ、日本どちらも非難、贔屓せず
神格化された天皇という人間を
ちょっと下がった場所で撮っている気がする。
映像は色を抑えめに荒れた画像にして
戦闘機が魚になって空襲している場面は
戦争への悪夢なのか?

イッセー尾形さん、天皇そっくり。
「あ、そ」「そ、そ」

終わり方が、天空から降りていく余韻があっていい。
若い録音技師の自害の理由。衝撃をうける天皇皇后。
皇后がちょっと気だるくて違和感があったな。
この映画の戦争を体験しただろう年代の出演者は
どんな気持ちで演じていたんだろう。

公開不可能とまでいわれた…と
劇場予告で言っているけれど
理由が分からないし
この映画で禁止になったら
その方が問題だったろう。★★★☆

e0038717_18282072.jpg太陽
彼の名前は、昭和天皇、ヒロヒト。1945年8月。その時、彼は庭師のように質素な身なりをしていた。宮殿はすでに焼け落ち、天皇は地下の待避壕か唯一被災を免れた石造りの生物研究所で暮らしていた。人は、彼を神の子孫だと言ったが、天皇は「私の体は君たちと変わらない」と言った。戦況は緊迫していたが、彼は戦争を止めることができなかった。その苦悩は悪夢に姿を変え、午睡の天皇に襲い掛かる。うなされるように目を覚ます天皇の孤独。彼は「私は誰からも愛されない」と呟き、遠く離れて暮らす皇后と皇太子たちのアルバムに唇を寄せた。日本はまだ闇の中にある。やがて連合国占領軍総司令官ダグラス・マッカーサーとの会見の日が訪れる。彼はひとつの決意を胸に秘めていた・・・。
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by ukigumo-kaza | 2007-07-22 16:32 | 邦画

ローズ・イン・タイドランド

テリー・ギリアム版不思議の国のアリス?

何と言うか、幸せな気分にも、楽しい気分にも
ほのぼのした気分にもなれない映画だったな。
オェッとくる展開もあってR15指定なのが分かった。

終始、不思議な存在感のあるローズ役の子
よく演じてたなぁ。
子どもならではの一人遊びに興じるところとか
怖いもの知らずなところとか
全く違和感無し。

映像の遊びの部分は面白い。

なんでこんな、“ぶっ壊れた”物語の世界を撮ったのか
この映画の真意は何だろうと疑問が残ったけれど
日本版劇場予告にヒントがあった。

「厳しい現実をもはねのける
    子どもの力強い生命力こそ
       私が敬愛する想像力の源だ」
               テリー・ギリアム


んーーむ、そうか。そう言われると納得。
苦境を楽しげに、タフで柔軟に生きていたもの。 ★★☆

e0038717_0125051.jpgローズ・イン・タイドランド
10歳の少女、ジェライザ=ローズが母を亡くし、ドラッグに溺れる父とともに彼の故郷へ向かう。奇妙な隣人との交流、ローズの友だちである人形の首との会話など、現実とイマジネーションが交錯する摩訶不思議な世界が、詩的な映像で表現されていく。
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by ukigumo-kaza | 2007-07-22 00:14 | 海外映画

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールドエンド

3時間の経過を感じないほど展開がはやかったな。
思いつくまま順不同で記録。

「デッドマンズ・チェスト」の時はエンターテイメント性が強くて
遊園地のアトラクションのような展開と笑いが
たくさんあったような気がしたけれど
今回は割とシリアスめ。
海戦のシーンは迫力満点なので
是非スクリーンで見ることをオススメします。

んーむ、前回の父との出会いが
終わりに大きく影響していきます。
そんな展開かぁーーっ!!
新たに明かされる真実にビックリします。
あっあの人がそんな重要な人物だったの!?
全く繋がりを予感させなかった分
えぇ!?っと衝撃的。

こっちをたてれば、こっちがたたずなのが
うまいぐあいに丸く納まりました。
ちょっと切ないですが。
はぁ・・・10年愛・・・・

今回は人間のジャックより
お猿のジャックの方が活躍が目立ったような・・
なんで幻覚をみていたのか?
イカに飲まれたショックのトラウマか?蟹?

冒頭のシンガポールの海賊サオ・フェン登場シーン
千と千尋の神隠しの油屋みたいだったな。
札で別の部屋に指示するところ。
天井から吊るされたヒモをグイっと引くとことか。
サオ・フェン、最後まで主要人物の一人になるかと思っていた。
意外と・・・

エリザベスとウィルが少女漫画的に胸キュン(死語)です。
DVD出たら、もっかい見たいなぁ
★★★★☆

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド
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by ukigumo-kaza | 2007-07-16 20:26 | 海外映画

明日へのチケット

カンヌのパルムドールに輝いた
三人の監督によるコラボレーション。

ヨーロッパを横断する列車の中で起こる
ハプニングやトラブル、乗客の人間模様。
3つのストーリーがあって
それぞれが少しずつ繋がっている。

初めの話しは恋愛映画で
こんな映画が1本できそうなかんじ。

二番目の話しは
日本にもこんなオバちゃんいるよなぁ
あの青年がどんな立場なのか
一応、会話の中で説明がでてくるけれど
実際はどうなのか見る側に想像させる。

三番目の話しは
こんなこと、日本じゃ遭遇しないだろうなぁ。
あの家族がしたことは犯罪で
間違ってるんじゃないか?と同時に
境遇を考えると
青年たちの葛藤がすごく分かる。
本当か?ウソか?
その年齢らしい反抗心と純粋な感じの三人組。
セルティックって中村俊輔選手がいるチームですね。
しかし、なぜ革靴を買う?お怒りもっとも。
ちょっと笑ってしまった。

旅をしている気分になれる映画。
乗客の一人として
流れを見つめている気分になりました。
「世界の車窓から」みたい ★★★☆

アッバス・キアロスタミ監督が参加しているので
借りてみました。
イランの映画監督で『友だちはどこ?』 『白い風船』
子どものけなげな可愛さを撮っている。
好きな監督の一人です。

e0038717_1133655.jpg明日へのチケットローマ行きの特急列車に乗りこんだ初老の大学教授、目的なく日々を過ごす若者、待望のサッカーの試合を見に行く少年たち。それぞれの愛、不安、希望を胸に新しい未来へ旅立っていく。
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by ukigumo-kaza | 2007-07-16 11:04 | 海外映画

スコルピオンの恋まじない

少しクラシカルで音楽も小洒落ている。
茶色が基調の画面も
落ち着いていて心地いい感じ。

敏腕の保険調査員ブリッグスと
プライドが高くキツい性格のフィッツジェラルドは天敵同士。
同僚の誕生日パーティで招かれていた
催眠術師との出会いで奇妙な展開になっていく。

所々笑いがあって
ちょっと強引な展開も違和感なく
どうなっていくのかなぁ、と楽しい。★★★★

e0038717_23452811.jpgスコルピオンの恋まじない
犬猿の仲だった保険調査員ブリッグスと同僚ベティは、ある日インチキ魔術師に催眠術をかけられ、お互い惹かれていくことに…。
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by ukigumo-kaza | 2007-07-14 23:48 | 海外映画

風の谷のナウシカ

発作的にスゴく見たくなった。

テレビ放送やビデオで何度も見ているはずなのに
あの男の子といつ会うんだっけとか
子どもの頃の記憶はいつ流れるんだっけとか
意外と忘れてたなぁ。

見始めるとクギヅケ。
あんな景観の街並や海が
どこかに存在するような気になる。
音楽と相まって引き込まれる。

環境問題でアル・ゴアさんがキャンペーンを催したようですが
改めてこんな映画を放映するのもいいかもな。
反戦のメッセージもあるし。

解説の副音声を聞いていると
直したい所があるようだ。
見ている側は引き込まれるほど
違和感ないのになぁ。

この解説、ボソボソと語り合うのが
なんか可愛らしくて可笑しい。
「この影の映り方うまいなぁ」とか
「テト、かわいい」とか、
「こういう表現ウマいよね」とか
大人のオジさんが自分の関わった仕事を
客観的に分析して仲間の仕事を褒め合うのって
なんかいいよなぁ。

専門用語は何なのか分かりませんが
普段、解説を見ない方も
見てみたら意外と面白いかもしれまへん。
何回見ても飽きない作品なので
これも一興です。
テーマカラーはブルーなんだな。

文句無し!!★★★★★

e0038717_19285743.jpg風の谷のナウシカ
腐海(ふかい)と呼ばれる毒の森とそこに棲む蟲(むし)たちに支配された世界。辺境の王国・風の谷には、自然を愛で、蟲とすら心を通わせる少女ナウシカがいた。腐海を焼き蟲を滅ぼそうとする大国の争いに巻き込まれながらもナウシカは、人を愛するのと同様に蟲たちをも愛そうとする…。
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by ukigumo-kaza | 2007-07-08 19:33 | 邦画

レディーキラーズ

トム・ハンクス主演で見てみました。

おそらく聖書の内容がベースにあって
教訓的なストーリーなんだろうなぁ。
聖書が分かっていたら
もっと楽しめたのかもしれないね。

コメディ、サスペンスとしたら
ゆっくりとした展開で
後半、犯人たちの突発すぎる運命。

ネコ、可愛かったな
★★☆

e0038717_18451141.jpgレディキラーズ
些細なことがきっかけで起こる人生の転落の恐怖を描くコーエン兄弟による犯罪コメディ。ある夫人の空き部屋を借りることになった教授の正体は、犯罪史上最高の頭脳を誇る知能犯だった。彼が計画した完全犯罪は、夫人の存在が致命的な障害となっていく。
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by ukigumo-kaza | 2007-07-08 18:45 | 海外映画