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パスティーシュ、好奇心の人、清水さん

あぁ、もう23時を回ってしまった。

手短かに記録
寝る前に再読している『偽史日本伝』清水義範さん著
パスティーシュとは模倣という意味だそうで
ありものをチョイといじくって
新たな物語をつくりだすのですが
読んでいると「ぷふっ」と吹き出してしまう。
おちょくっとんのか?と口角が上がってくる。

ユーモア小説に留まらず
ミステリ、SF、エッセー、歴史もの
あらゆるジャンル
出版されている本の多さ。
もしや、ゴーストライターか?と
脳裏をよぎるほどのエネルギーなのですが
『清水義範ができるまで』を読んで
ゴーストなんかいやしないと確信。

底なしの探究心!
その好奇心っぷりが
ワクワクしてくるのです。

最近読んだので『飛びすぎる教室』なんかも
もぅたまりませんね。暦の話なんて目からウロコ。
雑談というには深すぎる。

こうドレもコレも面白いと
ダカダカと立て続けに読みたくなる。
清水本ってカテゴリがあってもいいんじゃないか?

「スシとニンジャ」はニンジャやサムライに憧れて
日本やってきた外国人が出会う
様々なカルチャーショックや日本女性への恋心。
六本木で出会ったビジネスマンの
同じく外国人との会話のチグハグさ。
外国人の目線で日本人の清水さんが書いているのが可笑しい。

「バスが来ない」バス停から地下鉄駅まで徒歩15分。
バスだと5分。バスが遅れている。
歩くか、待ち続けるかの間で生まれる
待ち同士の淡い連帯感と焦り。

オススメが多すぎてライフログに載せられませんっ
よければamazonなんかで調べてみてくだされ。

やべっこんな時間だ!おやすみー
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by ukigumo-kaza | 2007-06-27 23:51 |

ゆれる

タイトルが全てを語っている。

事件が起こってから
人の心
それぞれの関係
隠し事
グラグラとゆれていく。

『カラマーゾフの兄弟』のようだ。
ギュッと凝縮して軽めに、日本的にした感じ。
性格は違うな。
見る側にドカンッと衝撃と印象を与えますね。

記憶が心のゆれで塗り替えられ
真実をごまかすってことなのか?

智恵子は稔を生理的に受け付けなかったのか?
猛と智恵子は互いに好きなのに
稔に遠慮していたのか?
人の気持ちは一面的じゃなく
表面に見える以上に複雑なんだなぁ。
身につまされるほどリアルだった。

同じ血を受け継いでいても
生き方が全然違って
近いが故に余計に比べてしまう。
相手を羨ましがっているが
相手もこちらを羨ましいと思っていたり。

救いは兄ちゃんを大切に思っているのが
身内以外にもいたってこともあるんじゃないだろうか。
稔が築き上げていたものだとも言えそう。
ガソリンスタンドで働いていた兄ちゃんが
猛に訴えた言葉が胸を突いた。

とか、まぁ、こねくりこねくり考えたくなりますね。
んで、やっぱ俳優ってスッゴいよなぁ
そうそう、オープニングが7〜80年代っぽかったな  ★★★★


e0038717_18103753.jpgゆれる
オダギリジョーが演じる弟の猛は、故郷を離れ、東京でカメラマンとして成功。一方、香川照之の兄・稔は実家のガソリンスタンドを継いでいる。母の一周忌に帰った猛だが、稔、幼なじみの智恵子と出かけた渓谷で、智恵子が吊り橋から転落死してしまう。
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by ukigumo-kaza | 2007-06-10 18:36 | 邦画

リトル・ミス・サンシャイン

なんて愛しい映画なんだろっ

ちょい悪ジィちゃん
勝ち組理論命、父ちゃん
公正なジャッジメント母ちゃん
悩み多き元教授叔父ちゃん
ニーチェ的寡黙主義兄ちゃん
みんなが9歳のオリーブの夢を叶えるために
オンボロミニバスに乗り込んで
一路、美少女コンテストに。

大人が険悪な雰囲気になっても
オリーブのキュートで純真な鈍感力が
みんなを笑顔にさせるんだよねぇ。
ホント可愛い。

怒鳴り合ったりするけれど
愛情が溢れていていい。
叔父ちゃんvs父ちゃんはともかく・・
喧嘩するほど仲が良い、のか?

道中でいろんなトラブルが起こるのを
家族の力で乗り越えていく。

コンテストに出てくる子どもたちに
度肝を抜かれた。
子どもなりにセクシーさを演出。
スゴいですね。としか言いようが・・・

途中、父ちゃんが若者に借りて
かっ飛ばしたスクーターはモペットじゃ?
自転車みたいにペダルがついてるんだよね。
たしか、エンジンかけなくても
こげば動くんじゃなかったかな。

オリーブのダンス
バス男を彷彿とさせるハジケっぷり。
かわいいぜー!

その他もろもろ見所が満載の映画だ。 ★★★★★

e0038717_0403521.jpgリトル・ミス・サンシャイン
田舎町アリゾナに住む9歳のオリーブ。なんともブサイクでおデブちゃんな彼女が、全米美少女コンテストでひょんなことから地区代表に選ばれた。オリーブ一家は黄色のオンボロ車に乗り、決戦の地カリフォルニアを目指すことに。人生の勝ち組になることだけに没頭する父親、ニーチェに倣って信念で沈黙を貫く兄、ゲイで自殺未遂の叔父、ヘロイン吸引が原因で老人ホームを追い出された不良ジジイ、そしてバラバラ家族をまとめようと奮闘する母親。そんな落ちこぼれ家族の、奇妙でハートフルな旅が始まった……!
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by ukigumo-kaza | 2007-06-10 00:45 | 海外映画

のび太的睡眠誘発法

本を2ページくらい読んでいくと
本人の意思とは関係なく
ドカーーンと眠気が襲ってくる。

マバタキで目を閉じた瞬間に眠りに落ちるので
外で読んでいるときは頭がガクっとなって寝ていたことに気づく。
興味爆発の内容であっても
まさにこれから!って展開のときも
全く関係ないんだよねぇ。困ったもんだよ。ホント

という理由で夜寝る前も本を読む習慣になっています。
最近読んだ本の話し。

『キャッチャー・イン・ザ・ライ』
村上春樹さんの訳です。
毎日少しずつ読み進めたのですが感想は
「あぁ、今日もボヤいてるなぁ」
野村監督さながらの。
なかなか読み応えがありました。
気持ちいいほど眠りに落ちやすい本。

主人公のホールデン、妹や美術館で出会った子たちには
優しいお兄ちゃんなんだよなぁ。小さい子には穏やかだ。
しかし、こんな内容だったとは。
タイトルからすると「大草原の小さな家」のような雰囲気の背景で
少年が喧嘩したり恋をしたり事件が起こったりしながら
成長していく話しかと思っていた。

村上春樹さんがとても影響を受けたんだなって随所で感じた。
グレート・ギャッツビー、音楽、酒、、、


『そうだったのか!現代史』
『これが週刊こどもニュースだ』
『ニュースで分かる世界の裏事情』
いずれも池上彰さん著。
ほぼ日で紹介されていた「そうだったのか!〜」は
正に「そうだったのか!」と膝を打つほど
今のニュースに繋がっている出来事が
分かりやすく書いてある。
そして、「なんてこった・・・」と驚愕する。
たった一人の人間が権力を持った結果
地球上で玉突きをしているように
次々影響が連鎖し広がっていく。
たった一人の人間に、世界を変えられてしまう。
この本がきっかけで立て続けに読みました。池上さんの本はオススメ。

『カラマーゾフの兄弟・下』
上、中を読んでから数ヶ月のブランクがあったので
忘れた出来事もありましたが
ドフトエフスキー、スッゴイ!
登場人物がそれぞれ強烈な個性且つ
難しい思考の持ち主なのに
映画やドラマのようにクッキリと判別できるといいますか・・・
一人が書いたと思えないほど
それぞれがそれぞれの思考で語っているといいますか・・・
検事は検事の、弁護士は弁護士の、カテリーナはカテリーナの
全く違う思考の人なのに
延々と細かい考え方の展開まで書かれている。
いつかもう一回読み返さなくちゃ。

『秘密のミャンマー』椎名誠さん著
好奇心を刺激する旅行記。
異国の不思議をぷふふと笑わせてくれる。
野球で現地の人と交流したり
珍しい風習に目をシロクロさせながらも
軍事国家の完全な情報操作の存在、
日本と違う雰囲気の仏教に
考えさせられたようだ。

あぁ、まだ記録途中なのに眠くなってきた。
今日は読まなくても、すぐ寝れそうだ。
てことで、今日はここまで。おやすみー
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by ukigumo-kaza | 2007-06-06 23:41 |