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かわいいっていう

毎日のお昼の楽しみに
ネットで『ほぼ日刊イトイ新聞』を見ます。
(右のリンクからドウゾ)

そのなかで今日更新された
『カワイイもの好きな人々』っていうコンテンツ。
副題が 〜ただし、おじさんの部〜
お気に入りのひとつです。

女こどものソレとは違い
いい歳したオジさんと呼ばれる人たちが
「かわい〜〜(ハート)」と目尻を下げて
日々愛でている不思議感。
いろんな物や動物が
対談という形で紹介されていくのです。
たしかに、それぞれの物たちはカワイイ。
話しを読めば、そう見えてくるもんです。

ですが、回を重ねるごとに
気のせいは確信に変わったことが・・
それは何かと言われたら
かわいいって、、、かわいいって、、、かわいいって言ってる、、

あんたが、かわいーーーーー!!!

なんだろう、このやりとりのホノボノ感は。この可愛らしさは。
かわいいねぇって言ってる、あんたがカワイイよ!なのです。
身近にいるオジさんたちは
可愛らしさの欠片もないなぁ。たくさんいてほしいな。
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by ukigumo-kaza | 2005-11-30 23:50 | 今日のひとしゃべり

女が階段を上がる時

女が階段を上がる時

夜の銀座で生きる女の戦いって感じか。
昭和30年頃の風景も見所ですが
やはり高峰秀子さん演じるママが素敵です。
ちょっと癖のある話し方
美人なのに斜に構えていない感じ。
『浮雲』(9/25blog参照)で相手役だった人も出てくるのですが
今回はまだましとはいえ
箸にも棒にもかからないのは相変わらずです。
それ以上にひどいオッチャンもいますが。
マネージャーの片思いがちょっと笑えた。
ガガーンとした表情とか。

しかし水商売の人は受け答えがうまいですね。
それができないとやっていけないでしょうが
まさに「ああ言えば、こう言う」
あれだけ口がたてばなぁ
見習いたいくらいです。

シビアな世界、身を削ってでも
「生きていかなくてはならない」っていう
大変さと力強さが感じられた。  ★★★☆

e0038717_18542851.gif銀座の雇われママ圭子(高峰秀子)は売り上げが落ちて悩んでいる。独立したユリ(淡路恵子)に顧客を取られたからである。結局彼女はマネージャーの小松(仲代達矢)、ホステスの純子(団令子)といっしょに店を移る。そしてユリの死、純子の独立、度重なる男性の裏切り、小松の愛の告白を拒絶し銀座の女として2階の店へ上っていく。客にしてもホステスにしても店への階段は特別な空間への通路であったのだろうか。水商売の女の生き様を成瀬は黛敏郎のアンニュイな音楽とともに格調高い映像でつづっている。

高峰秀子さんのエッセイを
少しづつ読んでいます。
幼少からの義母との関わりが
あまりにも壮絶でとても驚きました。
子役でもあったのですね。
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by ukigumo-kaza | 2005-11-27 19:08 | 邦画

恋のためらい

恋のためらい

バンダナ巻きパチーノのラブストーリー。
ミシェル・ファイファーってこの人だったんだ。
名前だけは聞いた事がありました。

はじめパチーノ演じるジョニー
おいおい誰でもいいのか?と思った。
ミシェル・ファイファー演じるフランキーが
博識だったので突然トキメイた感じ?
フランキーは いつも眉間にシワ寄ってそうな堅い無表情が多く
ちょっと感情移入しにくかったかな・・・
そうなる原因もあるのですが。
恋をして、その相手から好きって言われたら
もし気持ちを押さえなきゃいけない理由があったとしても
それを越えて表情がパァッと明るくなったり
笑顔が増えたり嬉しくてしかたなくなるのがいい。
ですが、フランキーは更に無理矢理気持ちを固くして反発するので
ギューーっと窮屈に感じた。
しかし、何でもかんでもウマく行くってわけじゃなく
違う過去を持った人と人が真剣に本音をぶつけあって
衝突するのは現実的なのかも。

とはいえ、今までみたパチーノと違い
おちゃめなところがよかったです。
押しが強かったですね   ★★★

e0038717_1863093.jpg刑務所から出所したばかりのジョニーはカフェレストランのコックの職を得るが、そこでウェイトレスのフランキーに一目惚れしてしまう。しかし、ジョニーの想いにフランキーの態度は固い。男性関係で辛い経験のある彼女は、臆病になっていたのだ……。「プリティ・ウーマン」の G・マーシャルが、アル・パチーノとミシェル・ファイファー主演で、互いに過去に傷を持つ二人の男女の恋を描いた大人のラブ・ロマンス。
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by ukigumo-kaza | 2005-11-27 18:29 | 海外映画

山口晃展

e0038717_17322224.jpg山口晃展










昨日、日本橋三越へ見に行ってきました。
早々にチケットを買って楽しみにしていたのです。
CMで動くあの絵も素晴らしかったのですが
実物は大きさもあり圧巻!
細かい街並や人々、それも戦国、江戸、現代と
時空を超えて共演しています。
ものすごく細かな画。食入るようにみてしまう。

絵柄が日本画的で字も毛筆で達筆。
筆がウマい人がかいた線って
リズム感があって心地いいですね。
こんなに描けたらどんなに楽しいだろう!!

すごく満足したなぁ。よかったぁ。

作品集も購入して眺めています。
↓ よく見ていただくとバイクだのサングラスだのガスコンロだの
e0038717_1724388.jpg


この展覧会の隣に
警視庁の人たちの絵や習字の展覧会もやってた。
警視庁の人たち、こんな事もやってたんだね。

たどり着くまで
日本橋三越に行ったことが無かったので
館内で迷ってしまい
知らず知らずのうちに
通路の狭い佃煮、干物、海産物コーナーへ。
お歳暮で熱気(殺気?)だった
ジィジやバァバの渦に押され
もまれて やや疲労。
季節のご挨拶、ご苦労様です。

山口晃作品集
山口 晃 / 東京大学出版会
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by ukigumo-kaza | 2005-11-27 17:46 | デザイン・アート

白い馬

白い馬

椎名誠さんが監督された
モンゴル遊牧民族の家族の話し。
夏の間だけ寄宿舎から帰って家族と過ごすのですが
一夏に起こった様々な出来事が中心です。

たくさん心に残る場面があったので
思いつくまま記録。

一番小さい女の子は
ふざけたり、いたずらをしていっつも怒られる。
本人全く気にしてない、お気楽嬢ちゃん。
病床にふせっている兄ちゃんに
本の読み聞かせをする兄ちゃんの優しさがたまらなくいい。
「眠くなったの?じゃあ続きは後でね」とか。
胸がギューっとなります。

琵琶法師みたいな馬頭琴を演奏しつつ
歌い語るオジジが その伝説含めていい味出してる。
厄払いをする坊さんも面白い。
デンデン太鼓をフリフリ念仏(?)唱える。
草原にも馬に乗った暴走族がいた。

やっぱり街は誘惑でいっぱい。
人が並んでいるので好奇心で近づくと
予防接種だった!そしてその注射に父ちゃんは激怒。
そこには隠された出来事が。切ない。
しかし父ちゃんは一家の大黒柱ですね。
家長という貫禄があります。
現在の日本では影が薄くなったといわれていますが
父ちゃんは頼りになるのです。

プレリードッグの相撲がすっごくカワイイ!正面の顔もね。
モンゴル相撲が こんなところまで浸透してりゃ
朝青龍の強いわけが分かる。
ダーーっと広がった空と大地、そこを舞台に
沢山の馬が疾走するナーダムという馬レースの迫力!
主人公の男の子が白い馬にのって出場するのですが
そこにもドラマが。

最後、兄ちゃんたちは再び寄宿舎に戻るのですが
お気楽嬢ちゃんが見送る姿が、かわいいですよ。
ラジオ体操・・・?

アンドレ・ギャニオンのピアノ曲が静かに流れて
とても空気にあっていました。
映像とともに心にスーっと染み渡って肩の力も抜けた。
そういえば『らくだの涙』(11/12blog参照)ではBGMが一切なかったな。
これはこれで良かった。

椎名誠さん こんな素敵な映画撮ってたんだなぁ ★★★★★

e0038717_22504824.gif初夏、7歳になるナランは、二人の兄と一人の姉とともに寄宿舎から草原にある我が家へと戻って来た。そこには両親と祖父母、病身の兄とやんちゃな妹、そしてナランと同じ日に生まれた白い愛馬が待っていた。彼らが家に戻ると、一家は冬の営地から夏の営地へとその居を移動する。夏の営地は川の側で緑も濃く、家畜を育てるには最適の場所だった。モンゴルでは幼い子供でも家の仕事を手伝わねばならない。ナランも家畜の面倒をみたり、妹の世話をやいたり、馬乳酒を作ったり、町へ買い出しに行ったりと、よく働いた。そんな彼の楽しみは愛馬で草原を走り回ることだった。ある日、草原で馬頭琴を抱えた老人と出会ったナランは、その老人からモンゴルに古くから伝わる「スーホの白い馬」という昔話を聞く・・
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by ukigumo-kaza | 2005-11-24 22:58 | 邦画

カリートの道

カリートの道

パチーノヒゲボーボー。
弁護士の働きによって30年を
5年で出所できたので
足を洗って平穏に暮らしていこうと
計画したはいいけれど
過去はそう容易く解放しちゃくれなかったって感じか。

カリートの結末から始まるので
行く末は始めから分かります。

この世界じゃ友だちも信用しちゃダメだと言いつつ
貸し借りに仁義をつくすあたり、哀愁・・
恋人が心配している分切なかったですね。
あまりいい方向へは行かない予感がします。

ショーン・ペン演じるクリクリ小爆発パーマの弁護士は
30年を5年にしたんだから腕はいいはずなのに
その世界に翻弄されて堕ちていっちゃう。
ピーンと緊張をいつも張っていて
プツっとキレそうな危ない雰囲気。

あと、ヴィゴ・モーテンセンが出てた!
ロード・オブ・ザ・リングでは
ワイルドでカッコイイ役でしたが
役者ってスゴいね。
全く正反対のダメダメ。
パチーノに頭をペンぺンされていましたよ。
ペンペーンと。髪をガッと掴まれて、半べそ。。。
そういえばヒダルゴって映画でも
彼は勇ましかった。スゴいね役者って。
♪野生の馬ぁ 野生の馬ぁ
    野生のうーまーが〜 駈けてゆーく〜♪♪
 <野生の馬>合唱曲

全体的に裏切りばっかりなので
恋人との愛情で救われた感じでしょうか。 ★★★☆


e0038717_13422727.jpgかつて街を牛耳り麻薬の帝王として君臨したカリートが刑務所から帰って来て見たものは、以前には闇の世界にもあった仁義やルールが時の流れと共に姿を消し、今や殺伐とした雰囲気に変貌していた街の姿だった。今度帰ってきたら待っていてくれた恋人との純粋な愛に生きようと思っていた彼は、そんな街からは出ていくことを心に決めていたが、彼にはどうしても返さなければいけない1つの“借り”があった……。
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by ukigumo-kaza | 2005-11-23 13:53 | 海外映画

透き通った月だ

ここのところ夜空が明るい。
空気が冴えて月がよく見えるせいか?

♪月がとっても青いからぁ〜〜
   遠回りしてかーえろぉ〜〜〜♪♪


って歌が頭に浮かぶ。
残念なことに このフレーズしかしらないので
ここだけが繰り返されるのです。

でも、いい歌詞だなぁ。

周りに電気がなくて
月明かりだけで照らされると
不思議と平安時代のイメージが浮かぶ。
青っぽいボンヤリした光。
月光に照らされる感じが
たまらなく好きさ。

そうそう。月の明かりだけで写真を撮っている人がいます。
月光は光が弱いので満月の時を狙うそうです。
って書かれていた気がします。またもうろ覚え・・
とても神秘的で美しいですよ。
見てみてください。
月光浴
新井 満 石川 賢治 / 小学館
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by ukigumo-kaza | 2005-11-21 23:13 | 今日のひとしゃべり

バロン

バロン

ジャケットを見て面白そうなので
借りました。
ファンタジーなのですが
ちょっと前に見たカレル・ゼマンの
『ほら男爵の冒険』(10/10blog参照)に少し似ているかも。
月にいくところとか、砲弾に乗って往復するところとか。
だからといって面白くないわけではありません。

なんと言ってもすべてのモノが大掛かりで
すごく凝っているし、見せ方もユニーク。
洒落もきいていてアニメーションを実写にしたかんじなのですが
不自然さもなく、全く引けをとりません。
モンティ・パイソンのキャストが出演とあって
ユーモアも満載だし、とても楽しめましたよ。

また「おっ」と思ったのが
ユマ・サーマンが出ていたこと。
ボッティチェリが描いた「ビーナスの誕生」って絵の
ビーナスを模した姿で登場。
特にファンと言うわけではないので
彼女が出ていたから借りたんじゃないのですが
一緒に借りたペイチェックにも出ていたし
最近は予想外に
ちっさいちっさい偶然が重なるなぁ
なんて驚いていますよ。
それ以外に全くなんの影響もありませんが。

それはさておき、昨今のファンタジーに負けないくらい
手が込んでいて面白かったです。  ★★★★



e0038717_1620336.jpg『ほら男爵の冒険』として知られる、ミュンヒハウゼン男爵の奇想天外な活躍を描いたファンタジー。T・ギリアム、E・アイドルといった“モンティ・パイソン”シリーズの面々が、シュールなギャグに乗せておくる。中世のドイツ、少女にせがまれた男爵が、襲い来るトルコ軍を撃退するために、昔の仲間を探しに旅立つ……。
 ↑あ!やっぱり「ほら男爵の冒険」と関係あったんだ!ひゃ〜
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by ukigumo-kaza | 2005-11-20 16:28 | 海外映画

好きはリンクしている

本日すでに2つ記事をアップしているのですが
もうひとつ、自分にとって小さな驚きがあったので
書いておこうっと。(ノロノロしてたら日が変わってしまった)

午前中から祖父江慎+cozfish展に行こうと
出かけたのですが、鞄に文庫を入れなかったことに気がつく。
ここのところ、本を読む隙があれば
英語関係ばかりだったので
折角だから違う本買おうと
駅ビルの本屋に向かった。

持ち歩くために文庫で探す。
村上春樹さんか よしもとばななさんの本にしようかな
と思いつつ、平積みされている本の表紙を眺めていたら
安野光雅さんのイラストを発見!
「おっ安野さん」と少し嬉しくなってジッと見つめる。
ふと、著者の名前に目がいった。と、
そこには高峰秀子という名が。
ん?もしかしてあの?本を書かれているの?
と半信半疑で手に取ると
まさにアノ!高峰秀子さんですっ
浮雲(9/25blog参照)という映画で主演女優でした。
ほかにも沢山出られていますが。
とてもしなやかなで芯の強そうな雰囲気で美しい方です。

うわぁぁ。何だか嬉しくなった。
内容は交友録のエッセイで
にんげん住所録というタイトルです。
何冊か出版されているようで
その中から『にんげんのおへそ』っていうのを購入決定。
もちろんイラストは安野光雅さん。

すでに70歳を越えられている。
旦那さんとのやりとりや
名監督との出会いなんかも
楽しげに書かれていて
いい過ごし方をされているんだなぁと
素敵だなと思いました。

文章の間にはカワイイ可愛いイラストが。e0038717_039366.jpg







安野光雅さんと高峰秀子さんと。
ギンザグラフィックギャラリーと祖父江慎さんとほぼ日と。
そして、いろんな方向から方向へ
好きなことにはベクトルが向いていて
自然につながっている。集まってくる。

好きはリンクしているんだ
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by ukigumo-kaza | 2005-11-20 00:56 | 今日のひとしゃべり

祖父江慎+cozfish展

e0038717_2139453.jpg

再びギンザ・グラフィック・ギャラリーです。
ホンッットに、ここはオススメの場所。
広告デザインがメインですが
一線で活躍されている方々の作品が
なんと入場料無料!!で見れるんですよ!
大好きな場所です。
ギャラリーって入りにくい印象ですが
ちょっとした美術館のようで
入口も中も広めで気軽に入れます。
お近くにこられた方は是非覗いていただきたい!

さて、祖父江慎+cozfish展ですが
この人の装幀の本、意外とよく見ています。
おもしろ奇想天外装幀で
カバー裏も油断できません。
さかのぼれば出会いは
吉田戦車さんの伝染るんです。とか15年くらい前だし
松本大洋さんのGOGOモンスターもそうだったんだ。
しりあがり寿さんも当然ですね。

展示の中で面白かったのは1Fでずーっと流れている
伝染るんです。の歌。子どもが歌っています。
あとB1Fにある蓄光印刷(電気を消すと光る)で
違う絵が出てくるとか
ブラックライトで光るとか。
普通の家にはブラックライトなんてありませんっ
ウッスララインかと思ったら実は文章がのってたり
漫画「陰陽師」では表紙画の人物の衣装に
方位羅盤の法則が隠されていたり(!)
驚きますよ。アイデア満載で。

人物解説の
『すべての印刷されたものに対する
並はずれた「うっとりパワー」をもって、幅広く活躍中』
うっとりパワーって。

好きな事ってリンクする!
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by ukigumo-kaza | 2005-11-19 21:51 | デザイン・アート