カテゴリ:邦画( 109 )

鴨川ホルモー

原作を読まないまま観ました。
ここまで高いテンションの場面をイメージしながら
読めた気がしないので
映画を観てよかったんだと思う。

CGアニメの式神っていうんでしょうか
あの、赤ちゃんみたいな、
キモカワイイ感じが何とも言えませんね。

京都が舞台背景ってピッタリ。
もし東京だったら玄武とか白虎とか似合わない気がする。
昔は風水が国家的に取り入れられていたほど
宗教が密着していたんだなぁ。
方角を考えてビジネスを考えるとかって
今もあるかもしれないけれど
一般的には気づかないと思う。

ファンタジーだし、あまり考えないで
なははっと笑いながら楽しめた。
よかったよかった。★★★☆

e0038717_1156284.jpg鴨川ホルモー
万城目学の同名小説を、山田孝之と栗山千明共演で映画化した青春コメディ。2浪の末にようやく念願の京大に入学した安倍は「京大青竜会」というあやしげなサークルに入会。そこでは「オニ」を操り戦わせる謎の祭り“ホルモー”なる行事が行われていた。
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by ukigumo-kaza | 2010-05-04 12:00 | 邦画

東京物語

昭和2〜30年代の映画が好きでみるわりに
この、有名すぎる作品は今までみたことが無かった。
借りようと思ったタイミングだと
いつも借りられてたんだよねぇ。
ついにみることができました。

お気に入りのヴィム・ヴェンダース監督も
この作品に触発され自身もたしか『東京画』だったかを
作られていたんじゃなかったか。
調べた。「東京画」
あぁ、やはりそうですね。ドキュメンタリーだったのかぁ。
これ、みたいんだけれどDISCASにはないですね。残念。

話は戻りまして、東京物語。
親子、家族の話です。
年老いて行く両親と邪魔にする子どもたち。
末っ子と息子の嫁は心優しく気遣っている。

孝行しようと思ったときは
もう親はこの世にいない、
いつまでも、あると思うな親と金って
昔からよくいわれることですが
この映画のテーマではなかろうか。

杉村春子さん演じる娘が
まぁーー歯に衣着せぬ物言いで
ほんとにキツい。なんでそこまでドライになれるのか。
正直っちゃぁ正直なんだけれど
みていてすごく悲しくなった。
末っ子もそう感じているらしく
原節子さん演じる義姉に投げかけるのですが
姉さんは「皆それぞれの生活をしているの。仕方ないのよ」と
そのシーンがチクチクと刺さったな。
そうなのかな、そうなんだろうなぁ・・・

当時は広島の尾道から東京までは電車で
16〜7時間かかってたのかっ。
およそ60年後の現在は
山口から東京を4時間程度!で移動できます。
飛行機つかったらもっと短いのかな。
夜行バスでさえ、そんなにはかからないんだから
時代の流れって、えげつないなぁ。と
若干怖くなりました。

原節子さんの所作や言葉遣いがとても素敵だった。
当時でさえ当たり前だったわけじゃないようで
熱海の宿に出てくる女の子は
すでにガッチャガチャしてた。

とはいえ、会社とかで「お茶をお持ちしますわ」とか言ったら
メイドカフェかよってなりそうだし
「お休みですもの」みたいなのって聞かない。

流行語のほかに日常の言葉づかいだって
確実に流れているのだなぁ。★★★★★

遠くの母に逢いたくなった。おかぁちゃん・・・

e0038717_17242256.jpg東京物語
日本映画を代表する傑作の1本。巨匠・小津安二郎監督が、戦後変わりつつある家族の関係をテーマに人間の生と死までをも見つめた深淵なドラマ。故郷の尾道から20年ぶりに東京へ出てきた老夫婦。成人した子どもたちの家を訪ねるが、みなそれぞれの生活に精一杯だった。唯一、戦死した次男の未亡人だけが皮肉にも優しい心遣いを示すのだった…。
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by ukigumo-kaza | 2010-04-24 17:26 | 邦画

東南角部屋二階の女

この二人が共演したら
どんな雰囲気になるんだろう、と思っていたら
そんな映画が既にありました。
西島秀俊さんと加瀬亮さんです。

登場人物の個性が役者の人たちにピッタリ。
はじめてみる、モデルっぽい女の子が
感じも声も可愛らしかった。

和室で日当たりのいい部屋っていいなぁ。気持ちいい。
前住んでたぼろアパートは和室で広かったけれど
隣の話し声がだだ漏れで
こんな家もあるんだ!とかなり衝撃的だった。
壁がベニヤみたいだったんだよねぇ。
隣が引っ越して行って
部屋のクリーニングがあったとき
壁の下から隣の明かりが漏れていた!!!!!
そんなことってあるー?
壁が薄いにもほどがあるだろう。な部屋。
なので古いアパートは雰囲気があっていいなぁと思う反面
音問題が無ければなぁ・・・と思い出しながらみてました。

この映画みたいに、穏やかな人が住んでたら
また違うのかもしれない。★★★★


e0038717_16104326.jpg東南角部屋二階の女
死んだ父親の借金を背負い、古アパートが建つ祖父の土地を売ろうとした僕。理不尽な仕事から逃れようと突発的に会社を辞めてしまった後輩。フリーの仕事もままならず、結婚でその不安を解消しようとする彼女。社会のどこにも属することなく、不安と焦りを抱えながら、偶然取り壊し寸前のアパートに集まった3 人。やがて、近くにある確かなものを見逃してきた彼らに、手にしたものも、失ったものも、愛おしく心の片隅に置くことで生きてきた人生の先輩たちとの出会いが訪れる…。

↑あ、父ちゃん逃げてるのかと思ってた。
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by ukigumo-kaza | 2010-04-24 16:42 | 邦画

ジャージの二人

もう期間があきすぎて
何の映画をみたのか忘れてきています。
そういうことがないようにとブログつけているはずなのに
レンタルの履歴をみて「あぁ、そうだった。これみてた」と思う。

ジャージの二人は親子なんだけれど
なんだろう、友達っぽい距離感というか
よそよそしすぎない他人行儀。

堺雅人さんのニコニコ笑顔でみていてほのぼのしてくる。
ちょっと頑固なところもあったりして。
奥さんがなぜそういうことをしたのか
もともとの原因が分からないけれど
頑になるのも無理ないな。

登場人物がみんなどこか浮世離れしている感じって
こういう'ちょっとオシャレ邦画'によくある。
ちょっと日常と違う、ありそでない世界。

ジャージの人数が変わるのが可笑しかったなぁ。
自分だったら喜んで着ちゃうけど
そういう人はこの仲間には入れない気がする。★★★★

e0038717_15585560.jpgジャージの二人
会社を辞めたばかりの息子(32歳)が、グラビアカメラマンの父(54歳)に誘われ、避暑地・北軽井沢の山荘で過ごす夏休み。二人は、亡き祖母が集めてきた古着のジャージを着て、ゆったりとした時間の流れに身をゆだねる。だが、東京では息子の妻がよその男と恋愛中、父は3度目の結婚も黄色信号と、それぞれ抱える悩みがあった。
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by ukigumo-kaza | 2010-04-24 16:01 | 邦画

少年メリケンサック

やっとみつけたパンクバンド。
観たのは古い映像で
メンバーはすでに若き日の見る影はなくオジジに。

んーむ。3週間くらい前に観たので
あまり記憶に残ってないなぁ。
宮崎あおいさんが
ものすごく振り回されて
大変そうだったな。★★★

e0038717_23181124.jpg少年メリケンサック
レコード会社OL・かんな(宮あおい)が、動画サイトで見つけた〈少年メリケンサック〉のライブ映像。そこには凶悪な絶叫パフォーマンスのイケメンが!!契約を取るために会いに向かうと、そこにはなぜか酔い潰れた50歳すぎのオッサンが!!「これ誰っ!?」・・・
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by ukigumo-kaza | 2010-04-08 23:20 | 邦画

スカイ・クロラ

去年の夏ごろオススメしてもらって
年を越え、やっと観ました。

↓ネタばれ注意↓

戦闘ものアニメーションって
哲学がもりこまれていて
難しそうだなぁと
なんとなく気後れしていて観るのが遅くなった。

もちろんこの作品にも
哲学的なメッセージが込められているでしょう。
すべてを汲み取れてないかもしれないなぁ。


主人公の青年(少年?)は
戦闘目的で遺伝子を人工的に作られた人らしい。
彼がいうには
「大人になれないんじゃなくて、ならないんだ」だそうで
戦争も当初の原因がなんであったかは
すでに消え去り、どうでもよくなっている。
向かってくるから撃ち落とすだけ。
相手が人間だとかは、もはや無意味らしい。

驚くべきことに、もっとも強い敵である「ティーチャー」は
過去については少し触れるけれど
結局誰なのか、どんな人なのか
最後まで姿を現さなかった。黒ヒョウマークの戦闘機だけ。
不気味。

“主人公”っていうと
その世界において最も重要なキャラクターであるので
もし死ぬにしても、それがメインになるほど
大きな取りあつかいになるはずなのに
この作品では、あえて流れの中の一コマとして描かれている。

特殊な性質を持って作られた本人たちは
不自然な生体と環境のために
心を崩していく。
そうなるよなぁ。永遠の命をもらっても
人生の目的は戦争だもんな。

アマゾンの内容紹介をみたら
シリーズ作品らしい。
ってことは、この続きが原作ではあるってことか?
原作者の森 博嗣さんといえば
お家にでかい電車模型がある
面白いガッコの先生だったよな。

なんか評価が分かれるようですが
オススメしてもらったのを抜きにしてもよかった。★★★★
CGIと音楽がまた見どころ。

e0038717_1553429.jpgスカイ・クロラ
日本が誇るアニメ界の巨匠・押井守監督が手掛けた長編SFアニメ。現代に似たもうひとつの世界。平和を実感するために“ショーとしての戦争”が行われる中、思春期のまま戦闘機のパイロットとなることを余儀なくされた通称“キルドレ”たちの運命を描く。
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by ukigumo-kaza | 2010-01-16 16:03 | 邦画

めし

成瀬巳喜男監督、林芙美子さん原作
原節子さん主演の昭和25年のモノクロ作品。

監修だったか、志賀直哉さんの名前が出ていたので驚いた。
すでに歴史上の人物になっているので
あ、実際生きて活動されていたんだなぁと妙な感動。

成瀬監督の映画といえば
大どんでん返しがあったりするのですが
今回はリアルな夫婦の揺れが描かれていて
ドラマチックな場面はありません。

が、昭和25年、西暦でいうと1950年代ですが
現在と不況に関して同じことを言っていたりして
時は経っていても、メチャクチャ革新的なことが生まれても(ネットとか)
もっと地の部分というか変わってないな
人がつくっている色んなものに
ついていけてないんじゃないかと感じたり。

専業主婦のミツヨは東京から夫の転勤を期に
大阪で生活をすることになった。
周りもうらやむ奥さん生活をしているはずだが実際には
朝から晩まで掃除洗濯炊事と連日おなじことの繰り返しで
生きがいを感じられなくなり、生活に疲れてしまっていた。
そんななか、夫の姪が家出をして夫婦の家で一緒に住むことに。

夫は小悪魔な姪に優しく、一方自分のことは理解してもらえないと感じ
生活の疲れもあいまって
ミツヨは東京の実家へ姪を送るついでに行くことにする。

実家には、母と妹夫婦が暮らしている。
「母の胸に飛び込んで、子どものように眠りたい」
ってセリフがあるのですが
大人になって親元を離れても
こういうときってあるよなぁと頷く。
とはいえ、親にも生活はあるし
娘の夫側の立場も考えるしで
受け入れてくれるが
そう簡単には甘えさせてはくれない。

一方、夫は一人家に残されて
どんどん部屋が荒れていく。
近所の世話をやいてくれる人に助けられ
愛人体質の女性の誘惑もかわし
妻の帰りを待つ。


最後「君の苦労は感じているよ」と言う夫の言葉に
迷いで固くなった気持ちが解され嬉しくなった様子。
そうだよな、たったこれだけの言葉だけれど
持ち上げるんじゃなく、心からでてきたのを感じるだけで
モヤモヤとか晴れたりするもんだよなぁ。

妻が出て行く前と後での夫の微妙な表情の変化とか
グッと引き込まれます。★★★★

e0038717_13335360.jpgめし
周囲の反対を押し切って結婚したものの、今では倦怠期に突入している一組の夫婦(原節子、上原謙)の家に、家出してきた姪(島崎雪子)が転がり込んできた。奔放な彼女の出現で、夫婦の間にはささやかな波紋が……。
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by ukigumo-kaza | 2009-12-13 13:35 | 邦画

なくもんか

阿部サダヲさん主演のコメディ。

とてもオモシロそうなので
ちょっと前に見てきました。

商店街と沖縄で舞台が別れますが
いきなり沖縄を舞台にしたことに違和感を覚える。
制作スタッフが「あ〜〜沖縄行きたいなぁ」な
「じゃ、行っちゃうかぁ」な
話しの流れより、単に行きたくなっちゃっただけだろうな・・・
と思わずにはおれない展開。
商店街での展開がもっと見たかった。

住む世界が違う生き別れ兄弟の再会がメイン。
阿部サダヲさんのぶっ飛んだ強烈な可笑しさ+猫目力と
竹内結子さんの思い切りの良さが楽しかったな。
イケメン俳優のお笑い場面でスッと笑いが引いちゃったのが
なんか勿体なかった。
寒気が背中をサーッと下りていくのを感じるのだ。
彼らのファンだったら楽しいかもしれない。
なんか、妙にムラのある映画だったなぁ。んーーーム・・・★★★☆

e0038717_14213515.jpgなくもんか
兄・祐太(阿部サダヲ)は、東京下町・善人通り商店街の顔になっていた。8才のときに父(伊原剛志)に捨てられた祐太は、善人通り商店街の「デリカの山ちゃん」初代店主夫婦(カンニング竹山&いしだあゆみ)に、実の息子のように優しく育てられた。その恩返しとばかりに、祐太はバカみたいに働いた。商店街すべてのお店の手伝いはもちろん、地元住民の買物の手伝い。挙句の果てには、犬の散歩、草むしり、電球の交換などなど。今では、働くバカとまで言われている、究極のお人好し。その人柄と、40年間注ぎ足してきた秘伝のソースをかけたハムカツを名物に、「山ちゃん」を行列のできる超人気店へと成長させていた。
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by ukigumo-kaza | 2009-11-30 14:29 | 邦画

トニー滝谷

村上春樹さん原作とは聞いていましたが・・・

こんな話しあったっけなぁ?
読んだ覚えがまったくない。あったんだろうな。

んーーーーむ・・・
特異なシチュエーションの話し。
フィクションの醍醐味
静かに沈んでいる感じというか。
語りで話しが進んでいくからか?
映像の色が淡いからか?

やっぱ宮沢りえさん痩せ過ぎだなぁ。
この映画では服のサイズが重要な役割をしているので
細いことは必要だったのかもしれない。

過剰に買い物をしてしまうってのは
心に埋められない空洞があって
いつもサワサワとした不安を抱えているのかも。

イッセー尾形さんの大学生姿に笑っちゃった。
イッセー尾形さんはステキ大人の一人です。★★★

e0038717_12372510.jpgトニー滝谷
村上春樹原作の同名短編を、市川準監督が映画化。ジャズ・ミュージシャンの息子として生まれ、「トニー」という名を付けられた主人公がイラストレーターとなり、仕事先の編集部員、英子と結ばれる。幸せな結婚生活で唯一の問題は、英子が次々と新しい洋服を買うという依存症だった…。
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by ukigumo-kaza | 2009-11-27 12:40 | 邦画

山の音

成瀬巳喜男監督作品。

昭和のモノクロ映画。
前回観た映画はカズオ・イシグロさんが原作でしたが
この作品は志賀直哉さん('さん'をつけるの、なんだか違和感)原作です。

問題ありの息子に献身的な嫁。
義父は息子と同じ会社に勤めていて
素行の悪さが手に取るように分かるため
心配して密かに手助けをするのだが・・・
義母は嫁を頼っているが
能天気で、ことを深刻に考えず
一番気楽かもしれない。

とても控えめなので
あからさまではないけれど
義父は息子の美しい嫁に女性として好意を抱いていたのかも。

とても象徴的なシーンですが
嫁役の原節子さんが台所で鼻血をおさえて
流し目になるシーンは艶っぽかった。
義父は心配しつつもガーーンと心打たれた様子。

当然この二人は恋愛に発展しません。
そこがまたいい。

なんだか原節子さんの話し方とかは
昭和の日本版マリリン・モンローみたいだなぁ。
モンローとはタイプが違うけれど
色っぽさがある独特の粘りのあるような声質と話し方が。★★★☆

e0038717_22294749.jpg山の音
戦後間もない鎌倉で息子夫婦と同居する信吾。不実な夫の仕打ちに耐え続ける嫁・菊子を不憫に思い、いろいろと信吾が彼女を気遣う中、菊子の妊娠が発覚する。
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by ukigumo-kaza | 2009-09-20 22:32 | 邦画