こころの湯

古い家が多い中国の田舎町。
その中にある銭湯は地域の人々が集まって
お風呂の他にマッサージを受けたり
お客同士が持ち寄った鈴虫で喧嘩させたりと
社交場の役割も果たしていた。

その銭湯を切り盛りしているのは
父ちゃんと知的障害を持つ弟。ほかに何人か雇い人もいるようだ。
都会に働きに出てしまった兄に会いたいため
弟は父ちゃんが病気とウソのハガキを出し
まんまとハマった兄。

久々に帰った故郷。
歳をとった父ちゃんと幾つになっても純真で無邪気な弟
老朽化した銭湯、それでも変わらず賑わっている。
面倒見のいい父ちゃんは近所の夫婦の危機を救ったり
銭湯以上の存在に、何を思うや帰った兄よ。

都市化で変わっていく中国の
哀愁と、より大きい希望も織り込まれているようで
父ちゃんと兄弟の愛情と相まって
じわっと切なくなりました。★★★★☆

銭湯好きのオババに連れられてよく行っていた事を思い出した。
熱くて水を入れていたら知らないオババに怒られたり
水風呂の淵に座って遊んだり
夏なんかは帰りにアイスを買ってもらったり
雨の日に傘をさして行ったり
昼と夜に入ったときの空気の違いとか懐かしい。
e0038717_232115.jpgこころの湯
下町を舞台に家族愛の大切さを描いた人間ドラマ。銭湯を営むリュウと知的障害者の次男・アミンの下に、リュウが倒れたと勘違いした長男・ターミンが帰ってくる。ある日、ターミンとアミンは一緒に出かけるが、そこで事件が起こってしまう。
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by ukigumo-kaza | 2009-02-08 23:30 | 海外映画
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