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カレル・ゼマンの<前世紀探検>

仲良し4人組の少年たち。
一番小さいイルカという名前の子が
三葉虫の化石を見つけて
「実物が見たいなぁ」って夢見るもんだから
「じゃあ本物見に行くかぁ」ってことになった。
ボートを漕いで洞窟から時空の河へ!

三葉虫のいるシルル紀まで
いくつかの時代をたずねながら生物を観察していく。
時々仲間の一人が行方不明になったり(大事にはならないが)
恐竜に追いかけられたり(大事にはならないが)
テキパキと船の上に骨をつくって布をかぶせて屋根にしたり
火をおこしたり、手際がよくて協力的。

仲良しならではの役割分担もできてて
それぞれ思いやりがあるから
危機のときも仲間割れにならないのね。
起業しても安定・安心感がありそうだ。しないけど・・・

登場する恐竜たちはコマ撮りされているよう。
そのギコチナさも可愛らしくていい。
彼らは無事、元の時代に戻れたのかね。
今の男の子もこんな夢を抱くだろうな。★★★★

カレル・ゼマンの<前世紀探検>_e0038717_22262080.jpg前世紀探検
ボートに乗った少年たちが、時の河を巡りながら、古代冒険の旅を続ける恐竜映画史にの残るSFトリック作。
by ukigumo-kaza | 2008-06-09 22:26 | 海外映画
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