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カレル・ゼマンの<狂気のクロニクル>

実写とコマ撮りアニメーションの融合。

実写のなかにもアニメやペン画が入り込んできて
奥行きのある平面画になったり。
すごく絶妙に織り込まれる緻密な絵にも
目を奪われ感動する。

盾や槍や砲弾で戦争した時代。
白と黒で闘い、のんびり生活していた主人公が
とつぜん兵隊として巻き込まれ、ある城に人質になる。
その城主は優勢なほうに顔を向ける風見鶏主義だったために
監獄に入れられたり、豪華な食事で接待されたり。

その城の人々の振り回されっぷりが可笑しい。★★★★

もはや勝手に「カレル・ゼマン祭り」

カレル・ゼマンの<狂気のクロニクル>_e0038717_9535851.jpg狂気のクロニクル
ヨーロッパ諸国を巻き込んだ宗教戦争「30年戦争」を題材にユーモアを交えて描く。
by ukigumo-kaza | 2008-05-24 09:57 | 海外映画
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