カレル・ゼマンの<鳥の島の財宝>

季節を追いかけて国から国へ飛んでいく渡り鳥が
一年ぶりに返ってきた。
主人公が渡り鳥たちの留守中に起こった出来事を
語り聞かせるかたちで話しが進んでいきます。
かわいいねぇ

島の人たちは働き者で街も市場も活気がある。
物々交換で生計をたててるようだ。
ある日、主人公が海へ漁に出ていると
きらびやかで優雅な貴族と豪華な船を見かける。
仕事もせずに一日中食う寝るの生活。
それに憧れちゃったために、一攫千金を狙うも失敗し
諦めかけたその時!

溺れた海賊を助けたら、そのお礼に
隠された財宝の在処を教えてもらった。
その財宝を巡って
平和で穏やかな街の人々が
奪い合いの大混乱に陥ってしまう。

何故、みんな働くのかって疑問の答えの一端が
このアニメで語られて
そうだよなぁ・・と深く納得しました。
皆そうなると、生活が止まってしまう。
人間って一人じゃ生きていけないんだね。

そんで、在処を教えてくれたのは海賊だしね。
結末は当然だったかも。

今回は、人形アニメで
相変わらず変化に乏しい表情で
ラブリーさは全くないけれど
イソップ物語のような訓戒を
優しく教えてくれるよう。

島の人々はどうなってしまうのか。

鳥に語り聞かせをするってのが
なんつってもツボにきた。かわいい ★★★★

e0038717_23202971.jpg鳥の島の財宝
トルンカやティールロヴゼと並び、チェコアニメを世界に知らしめた先駆者的な存在として有名なクリエイター、カレル・ゼマンの初となる長編を収録。ある日突然島に隠された“黄金”を巡り、それまで平和に暮らしていた住民たちは争うようになり…。
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by ukigumo-kaza | 2008-05-12 23:25 | 海外映画
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