海沿いの民宿に世間の流れとちょっとズレた人たちが
なぜか集まってくる。 なぜかみんなメガネをかけてる。 ロハス、オーガニック、無印良品なイメージ。 小林聡美さんの雰囲気って 不思議だけれど映画ととても合ってて心地いい脱力感だなぁ。 人に薦められた何かを拒絶しても悪く取られないというか、 この映画の中の人たちだからなのか。 もたいまさこさんの笑顔がすごく可愛いなぁ。 世間と違った価値感をもっている人たちだけれど その人たちはその人たちの共通な暗黙の了解があって 誰でもお越し下さいっていうよりは やはりそこの波長があった人たちしか入れないような 柔らかなカーテンがおりているよう。 そこの空気をひっかきまわすような活動的で情熱的な人が来たら 桃みたいな柔らかくてナイーブな空間はどうなってしまんだろう。 静かで、穏やかで、ポクポクとしたテンポは ゆっくりしているんだけれど 時間が経つのを忘れる映画だな。 音楽も心地いい。 さくらさんの存在感が可愛くて可笑しかった。 主人公のタエコさんは自転車の後ろに乗れて自慢げ。ぷふふ 黄昏とかき氷かぁ。 コージに意表をつかれる。★★★★ めがね 南の島の小さな街。プロペラ機でこの地に降り立ったタエコはハマダという宿泊施設にやってきた。宿の主人はユージ。ほか高校教師のハルナや海辺でかき氷屋を開くサクラが、この宿に出入りしている。タエコは観光をしようと名所を聞くが「ここは観光する場所はない。たそがれるだけです」と説明される。独特の空気が流れ、やさしいような、なれなれしいような不思議な人々にとまどうタエコは宿を変える決意をするが、新しい宿泊施設はとんでもないところだった…。やがてタエコを「先生」と呼ぶ青年が、ハマダを訪れる…。
by ukigumo-kaza
| 2008-04-27 00:23
| 邦画
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