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カレル・ゼマンの<ホンジークとマジェンカ>

クロニクルには華々しい勝利を納めた英雄しかのっていない。
しかし、それには決してのらない英雄もいたのだ。
羊飼いの家に生まれたホンジークの話し。

だそうだけれど、ホンジークは英雄か?
生まれたときに3人の妖精が
ホンジークの生涯を見守るために授けられた。

一人は、白い善良な心の妖精
一人は、黒でいたずら心のちょっと悪い妖精
一人は、灰色で笑い上戸な妖精 だそうだ。

羊飼いで一生を終わらせるか?と
妖精たちにほだされ旅に出ることにし
その途中で山賊に殺されかけたのに
その山賊の口車に乗せられ
兵隊から預かった馬とともに二人で逃亡。

いろいろあった後、妖精の女性マジェンカと出会い
互いに恋に落ちるんだけれど
妖精と人間じゃ恋が出来ないので
ホンジークは、お供の黒い妖精と契約を交わし
マジェンカに会いにいく。

笛は森の生物がウットリするくらい上手く
たぶん心優しいところがあるんだけれど
ことあるごとにソコでソッチかぁ〜〜という選択をし(というか流される)
恋は盲目といいますが、かなりの他力ホンガンジ。
しっかりしたまえよと
妖精たちが旅立ったあとが心配です。

そして最初の疑問にかえります。・・・英雄か?・・・

カレル・ゼマンのアニメーションは見応え充分!★★★

カレル・ゼマンの<ホンジークとマジェンカ>_e0038717_23162149.jpgホンジークとマジェンカ
妖精の助言を受けながら、世界中を旅するホンジークが、愛する妖精・マジェンカと幾多もの困難を乗り越える姿を描いたファンタジーアニメ。
by ukigumo-kaza | 2008-04-26 23:55 | 海外映画
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