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アメリカ、家族のいる風景

西部劇ムービースターが
「んもぅ!こんな生活飽き飽きっ」て
撮影現場からいなくなっちゃった。

30年も帰っていなかった実家に戻り母と再会。
そこで、自分に子どもがいることを知らされる。
一路、家族をさがしにレッツらゴー。
意外とあっさり見つかるのだけれど
成長している子どもと、その母に再会し
家族の意識が芽生えていくが・・・って感じか。

行く先々で「あっあの人映画スターよ」とささやかれ
新聞、雑誌をにぎわす派手な生活をしていたから
そう簡単には信用されないんだよねぇ。

スターを連れ戻すため雇われたアノ人は何者?
探偵なのか、賞金かせぎなのか。ダレ?


この作品は「勝手にドイツ映画祭り 第10弾」のつもりで
先日見た「都会のアリス」も撮ったヴィム・ヴェンダース監督
ってことで見てみたのです。
が、タイトルどおりアメリカだし、全編英語だし
ドイツ映画というには、ちょっと違ってた。

とはいえ、同監督の映画は「都会のアリス」
10年くらい前にみた「ベルリン・天使の詩」
見るのは3作目なのですが
画がとても心地いい間を持っている気がします。

自然の光も大切にしているよう。
晴れで明るかったのに
急に太陽を雲が覆って
サァーーっと影の形が流れて画面を暗くするのも
そのままにしている。

閑話休題的なステゴマっていうんでしょうか
ふっと息をつく感じなんだよなぁ。
他の作品も見てみたくなった。★★★★

この作品を見たのは先週末だったのですが
ラジオでタイトルがチラっと出ていたので驚いた。
んーむ、今!って感じでもないのに
このタイミング。こんなこともあるんだねー
アメリカ、家族のいる風景_e0038717_2143090.jpgアメリカ、家族のいる風景
アメリカ南西部が舞台になり、脚本にサム・シェパードが関わったのも以前と同じである。今回はシェパードが主役も務めた。彼が演じるハワード・スペンスはかつての西部劇スターだ。ある日モニュメント・バレーで撮影をしていた彼は、ブーツを脱いでネバダ行きの電車に飛び乗り、母親(いつまでもチャーミングなエヴァ・マリー・セイント)に会いに出かけた。
by ukigumo-kaza | 2007-09-15 21:06 | 海外映画
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