都会のアリス

勝手にドイツ映画祭り 第9弾!

ドイツへ帰ろうと空港に行ったら
ストして飛んでなかった。
最寄り空港まで行くのも明日の午後。
偶然出会った母子となりゆきで
ホテルの同室で泊まることになったのだが、次の朝
「先きに飛行機に乗ってくれ。
 明後日には自分も行く」とメモを残して
母は子を残し恋人のもとへ。

ともかく女の子と旅たつのだが
結局、かなり曖昧な記憶でオバァちゃんの家を探すことに。

モノクロだけれど
ビシビシっとした冴えた感じじゃなくて
柔らかい感じ。見ていて心地いい。

主人公のフィリップは大人社会の中では
何だか頼りなく、ちょっとルーズなんだけれど
アリスにとても優しい。
ホントの父ちゃんみたいに愛情を感じる。
疲れて寝てしまったアリスにそっと掛けるブランケットとか
起こさないように、そっと静かに戸をしめたり、テレビ消したり。
意外と心遣いをするんだよなぁ。
お金が底をつきそうなのに
冷たく見放さない。
アリスとフィリップの関係が
とても微笑ましいのです。
アリスもはじめは拒絶感を持っていたけれど
焼きもちやいたりして。かわいい

この二人はどうなっていくのか分かりません。
ちょっと切なくて、いい余韻の映画でした。★★★★☆ 

e0038717_21561363.jpg都会のアリス
旅行記の執筆のためアメリカを放浪していたドイツ人作家フィリップが、帰国のため立ち寄った空港で幼い少女アリスとその母に出会う。ひょんな事から少女をアムステルダムまで連れて行くこととなったフィリップ。しかし待ち合わせたアムステルダムに母の姿はなく、彼は少女の記憶を頼りに祖母の家を探す旅に出ることとなる……。
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by ukigumo-kaza | 2007-09-01 21:57 | 海外映画
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