勝手にドイツ映画祭り 第1弾!
ドイツ人の中年兄弟が 日本の禅寺にきて修行をするってのが柱です。 当初は日本の禅に憧れて弟が 一人旅をする予定だったのが 兄にふりかかったハプニングから 兄弟で行くことに。 後に、弟も家族に言えなかった 秘密があったことが分かります。 日本語がまったく話せない上に ドイツ語はおろか英語だって ほとんど通じない。 さらに個人旅行だから 添乗員がいるわけじゃなく、、、 夜道に迷ったときの不安はたまらなかったろうなぁ。 銀行のATMの場面は 「あぁあぁっ!!!」っとなりました。 しばらくしたら出てくるんじゃないの? あれ、どうしたんだろう。側の電話機(?)分からなかったのかな。 言葉が通じないと思って、はなから無視してたんだろうか。 ホテルの荷物も、どうなった?パスポートとか。 異国の土地でお金も無くなり路頭に迷った兄弟が デパートや回転寿し屋で「ややっ!?」とする行動をとった時は もぅ、死活問題に直面した切実さが。 二人が渋谷のスクランブル交差点ではぐれ さらに混乱するも 弟の機転で、どうにかこうにか お金を稼ぐ道にたどりついた。 あの女の子と出会わなかったら どうなっていたことか。 やっとこさ、禅寺に着くと 日本人でも知らない仏道の世界が。 興味深く見ました。いやホント大変っ 兄弟も慣れないこと尽くめで 疲労困憊になりながらも お坊さんたちに触れ それぞれを見つめ直すことができたようだ。 門前では オジジ兄弟は演技しつつ修行を体験し お坊さんたちは、おそらく 俳優でなく実際に生活しているんじゃないだろうか。 ハンディカメラの映像で よりドキュメンタリータッチになっている。 派手なドタバタコメディというより 外国の人が日本の静かでディープな世界を 驚きながら体験するってのが面白いんだろうなぁ。 外から見た日本ってところが。 大喧噪の東京から、閑散とした田舎町のお寺のギャップも 見所なのかも。 いささか、古い感じのニッポンです。 この兄弟の行く末は分かりませんが ラストがいいですね。よかった。 結構、異色な映画だったなぁ。★★★☆ MON-ZEN 人生に疲れた中年ドイツ人兄弟の日本珍道中を描いたコメディ。禅の道にかぶれ日本にやってきた兄弟は、無一文になりながらもなんとか旅費を工面し、門前町の総持寺へ向かい、ようやく修行の日々が始まるが…。
by ukigumo-kaza
| 2007-08-09 23:53
| 海外映画
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