プルートで朝食を

心身ともに女性になりたい男性が
母を探す旅・・・
トランスアメリカ(3/21blog参照)と通じるストーリーですが
ややこちらはシリアス。

その背景には
アイルランドとイギリス間で起こっていた
宗教による紛争が絡んできます。

映画を見る前に全く別で
『これが週刊こどもニュースだ』って本を
読んでいたのですが、そのお陰で
主人公の幼なじみが巻き込まれていく
様々な出来事が見えてきた。
この本分かりやすくてオススメです。

それによると(p.197〜p.200より)
イギリスの西側にある割合大きな島がアイルランドで
その北部には国境線が引かれています。
北部アイルランドはイギリスなんだそう。
イギリスの正式名称は
「グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国」

平安時代末期
イギリスがアイルランドに攻め込み
イギリスの人が沢山移住していきました。

イギリスはキリスト教プロテスタント
アイルランドはキリスト教カトリックを信仰していて
思想の違いがあったんでしょうね、
この辺のことは分かりまへんが衝突になり
もともとアイルランドに住んでいた人たちが独立運動を起こした。

そして1937年アイルランド南部独立。
北側はイギリスからの移住者が多かったために
そのままイギリス側に残ることに。
元が一つだった国が分裂してしまうと
一つに戻したくなるのですが
そこで何度も映画の会話に出てきた IRA てのが登場。
幼なじみが巻き込まれていくところですね。

IRAは武器や爆弾でイギリスの警察や軍隊を攻撃するグループで
北アイルランド共和軍と言うそうです。
それに対抗するプロテスタントのグループもでき
30年で3000人以上の人が殺される紛争が
続いてきたと書かれています。

1998年4月に北アイルランド和平が成立し
800年にも渡る争いが終息。
ウィスキーが有名で穏やかな国という印象だったのに
最近までこんなことがあったとは。
ダカダカとまとめたので
詳しいことは調べてみてください。

本筋と少しずれましたが
全く知らないままではサラ〜っと流れていったかもしれまへん。

キトゥンのフワフワとした雰囲気で
ズーーンとした重さが軽くなった気がするな。
主演の人ビックリするほどハマっている。
電話調査の時なんてとても美人だった。
ホント役者ってスゴいよなぁ。 ★★★☆

e0038717_2345560.jpgプルートで朝食を
アイルランドの小さな町に生まれた赤ん坊パトリックは、母親に教会の前に置き去りにされ、近所に住む一家の養子として育てられる。幼い頃からキラキラしたドレスや化粧に興味を示し、周囲からは"変わり者"のレッテルを貼られるが、常に明るく前向きに生きるパトリックは、ある日、居心地の悪い田舎町を飛び出し、実の母を探してロンドンへと向かうのだが…
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by ukigumo-kaza | 2007-05-07 00:01 | 海外映画
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