カポーティ

ノンフィクション『冷血』を書くために取材し
本を出版するまでの出来事なので
カポーティの人生が追われているわけではありません。

しかし4年もの歳月をかけ
この本を最後に書くことができなくなった
正確には未完のままで終わってしまった
(『叶えられた祈り』は未完だそう)
最も大きく重く
もしかしたらカポーティ自身の人生を
狂わせていった出来事だろうな。

以下、ネタバレ注意!



事件は強盗のために一家4人を殺害し
奪った金は40〜50ドル。
その家に大金があるという“噂”を耳にし
押し入ったという。
似たような事件が日本でもあったなと思い出した。
ごく最近だったと思う。
九州の事件でその家にも大金があるという
噂を聞いたある一家が一軒の家に押し入り
一家だけでなく、口封じとして
その息子の友だちをも殺害した。
手をくだしたのがまだ10代20代の兄弟だったはず。

大金があると聞いていたのに実際には無かった。
そんな噂がどう流れるのかも不思議だけれど
あまりにも惨い。
事件を聞くだけでも気がめいるのに
本のためとはいえ被害者や
犯人との面会、処刑を実際に目の当たりにしていくと
身も心もボロボロになるに違いない。

オードリー・ヘップバーン主演の「ティファニーで朝食を」
カポーティが原作というのを最近知りました。
村上春樹さんも最も好きな作家の一人だと
何かに書かれていましたね。

カポーティ役の人が素晴らしく本人じゃないかと思うほど。
実際にその行程を見ているかのようでした。  ★★★★

今なお人気のドラマ『フレンズ』で
フィービーの失踪した父親役だった人が
この映画で編集者役にっ
表情のあまり変わらない物静かな雰囲気ですね。

e0038717_12591383.jpgカポーティ
1959年、カンザスで4人が惨殺される事件が発生。作家トルーマン・カポーティは、死刑判決を受けた被告人ペリー・スミスに近づき、6年間に及ぶペリーへの取材を経て、衝撃の作品を描き上げる。その名は- --「冷血」。しかしその後、彼は一冊の本も完成させることはなかった・・・。

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by ukigumo-kaza | 2007-04-15 13:00 | 海外映画
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