人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ナチョ・リブレ

おバカ映画!
メキシコとくれば『サボテンブラザース』ですが
それ以上に腰砕け映画です。

バカらしさもさることながら
気持ち悪くて笑っちゃう。
下らなすぎて最高です。

映画中の音楽も軽妙でトボケていて楽しくなる。
プロレスを知らなくても大丈夫です。
勝敗はレフリーとかで充分判断できるし
技も何だか分かんないけど
アクロバティックだなぁと楽しめます。
練習風景は意味不明。

キャラクターがすっごく個性的・・・
チャウシンチー(少林サッカーの監督)的人選。
味が出てきて、だんだん可愛く見えてくる。

デートの計画に失敗して落ち込んでいるナチョを励ますために
トウモコシを持ってくるヤセ、優しいなぁ。
はたき落とされて「むぅ〜」となるのもなんかカワイイ。好物だもんね
意外にも服のハンドメイドが得意です。
ジャック・ブラックはあの巨体で身が軽いなぁ〜
多分メキシコ訛りで話してるんじゃないかな。細かいな。

映画の色も綺麗ですよ。
自然さを演出しつつ、配色に気を配っているのが分かります。

この作品を撮ったのは『バス男』の監督だそうです。
バス男も奇妙で愛嬌があり独特のユーモアがあったので
こんなカラーが得意なんだなぁ。
たとえシリアスな映画を撮っても
独特なこだわりで魅せてくれるんじゃないだろうか。

笑ったなぁ。満足満足   ★★★★★

もし日本版をつくるならナチョはドランクドラゴンの塚地さんでどうだろう

ナチョ・リブレ_e0038717_11393857.jpgナチョ・リブレ
イグナシオ(愛称ナチョ)は、幼い頃に両親を亡くし、メキシコの修道院で育てられた。成長し、修道院の料理番として働くナチョ。そんな彼が新しくやってきたシスターにひとめぼれをする。先生のために食事のレベルをアップさせようと町に買い物に繰り出した彼だが、そのとき憧れのルチャ・ドール(メキシコのプロレスラー)のリッチぶりに遭遇。それを見たナチョは、賞金がかかったアマチュア大会にルチャ・ドールとして出場し、お金を稼ごうと決意。お金持ちになって、美人シスターやかわいい子供たちにおいしい食事をさせてあげようとするが。
by ukigumo-kaza | 2007-03-25 11:43 | 海外映画
<< 打ち震える笑い トランスアメリカ >>