放浪記

♪野に咲くぅ 花のよーおにぃ〜〜 風に吹かれてぇー♪
裸の大将放浪記ではありません。
「ぼ、ぼくは、おにぎりが大好きなんだな。
 花火も好きなので、は、花火大会に行くんだな。」

裸の大将は自らの意思で放浪の旅へ出かけたのですが
この放浪記は腰を据えて落ち着きたいのに
貧しさ故に住処を転々としなくてはいけない。
必死に生きていく一人の女性。
本を読むのも好きで文章を書くのも好き。
モミクチャになりながらも
徐々に才能が開いていきます。

高峰秀子さん、生活に疲れている雰囲気とか
酔っぱらって啖呵切ったり
顔をしかめたり伸ばしたりと、
決して美人な女性像ではないのですが
染み込んでいて、その人そのもののよう。
時折エノケン(榎本健一さん)に見える。。。
今まで見た感じとまた違う
この高峰さんも見応えあってスゴく良かった。
眉毛って重要な役割してるよね。

林芙美子さんの私小説なのかな。
『浮雲』も書かれていたのか。

  花のいのちは短くて
     苦しきことのみ 多かりき

この文章は林さんの言葉だったのですね。
刺さる言葉です。
その中で画家さんが優しそうな感じが
救いになって良かったなぁ。    ★★★★

e0038717_19121159.jpg放浪記
昭和初期、行商人の娘・ふみ子はカフェの女中をしながら詩作に励んでいた。やがて彼女は詩人・福地と結婚するが、その生活は貧しく辛いものだった。
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by ukigumo-kaza | 2006-08-27 19:52 | 邦画
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