流れる

芸者置屋の人間模様と衰退。
次々に押し寄せる困難を
必死に乗り切ろうとするが
女将さんが人が良すぎるせいか
問題は表面の解決だけで
くすぶり続ける。

お金の問題が多いに絡んでくるのですが
この置屋では、働いている人と仕事の量の割合と
働いていない人の割合も影響しているんじゃないかなぁ。

人のいい女将さんは強く言えないし
内で働いている人からも
「このウチは変」と言われるくらい
いい加減なところもある。

組合のお姉さんの家も
子どもが三味線や踊りを習いにきているのだけれど
部屋か明るくてスッキリしていて
緊張感がある。
このオババも一癖ありそうな雰囲気なのです。

一方「つたのや」は人情味があるのだけれど
狭いのか暗めでコチャコチャしていて
混乱している。
なんだか繁盛しそうにない感じ。
成瀬さんの作品は見ていて辛くなるものが多いですね。

最後は、行く末が見えつつ
どうなっていくんだろうと想像させる形で
余韻が残ってよかったです。 ★★★☆

最近の昭和ブームの勢いか
古い映画が沢山レンタルショップに入荷しています。
この作品も新しく入ったもの。
昭和好きとしては嬉しい限りですねぇ

e0038717_818424.jpg流れる
東京下町の芸者置屋では、表面の華やかさとは裏腹に、それぞれの女たちのせちがらい世界が繰り広げられていた……。
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by ukigumo-kaza | 2006-08-16 08:45 | 邦画
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