喜びも悲しみも幾年月

夜の海に出入りする船の羅針盤である灯台。
その灯を命がけで守る灯台守と嫁いできた嫁。
戦前の新婚当初から戦中、戦後、
子どもが大人になって家を出るまでの話し。

灯台って海に行くと気になる存在ですね。
白い縦長の建物が水平線にヒョイと立っていて
突端には遠くから見える光を
ぐーるぐーると回転させている。

今はどんな風に光を保っているのか分かりませんが
この映画では絶やすことのないように
付きっきりで世話をしている。
日本全国の灯台を転々としなきゃいけないようで
北海道に来たかと思えば
数ヶ月後には九州の灯台へ転勤。

しかも離島だったり生活範囲が極端に制限されるため
とても苦労が多かった様子。

一方で大変な仕事ということで
地元の人たちからは大切にされ
戦時中は出ている船の先導役ということもあり
兵隊にならなくて済んだようだ。

今回の高峰秀子さんが演じた女性は素敵だったなぁ。
優しく、強く、聡明で朗らかな妻であり母。
父ちゃんも優しくて、強くて、頼りになって
ちょっと頑固だけれど素敵です。
あったかい家族。

ところで、この父ちゃん役の人
中井貴一さんに似ているよ。
確か中井貴一さんのお父さんも役者さんだったよなぁ。
この人なんだろうか。

話しは逸れますが、最近の侍映画のなかで
「壬生義士伝」が一番好きです。
この映画の中井貴一さん、ホントぐっとくるんだぁ
と、余計なことを挟みつつ
夫婦の雰囲気がとても穏やかで
あったかくなる映画でした。   ★★★★

e0038717_1925329.jpg喜びも悲しみも幾年月
灯台守の夫と連れ添う妻の半生を描いた作品。なくてはならない大切なものを教えてくれる、心温まる作品。
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by ukigumo-kaza | 2006-07-17 19:28 | 邦画
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