メゾン・ド・ヒミコ

メゾン・ド・ヒミコ

静かで、切なくて、優しい映画だった。

ゲイの私設老人ホームを舞台に
病床に臥せっている主人と恋人
娘と住人たち。
そんで節操のないアホ専務の関わり。

ゲイムービーって
割とドラッグクイーン的な
派手派手夜のショーの印象が強いけれど
この映画は、ゆっくりと穏やか。

当然、老人ホームだから
去っていく者もいる。
辛く悲しい中にも暖かい感じがあった。

所々に海と空とか
ありふれた風景が映っていて
それが荒れた海でも
とても美しい。色が遠くて淡い。

そういった、たぶん日本独特の“間”が
退屈じゃなく、染み込んでくる感じで
何とも心地よかった。

出演者の方々
役者ってスッゴイね。
オダギリジョーさん、
白い服がとても似合っていて素敵です。
役柄も違和感なくて毎度器用だなぁ。
落ち着いた話し方とか
恋人が死に向かっている一方で
定まらないフワフワとした危うい感じとか。

柴崎コウさんは
頭ボサボサ、ドングリツリ目が
クルクルとよく動いて可愛らしい。
ツンと突き放しているんだけれど
周りとなじんでいく。
こういったナチュラルな感じ、いいね。

住人の方々ですが
ルビーが可愛かった!
ピンクに髪を染めて
ワンピース着て踊ったり
とてもキュートです。
あと、刺繍上手な・・・名前が出てこん・・
オシャレで優しげで可愛らしい。  ★★★★☆

あぁ〜〜、バーーーンと広がった海が見たいっ

e0038717_22445236.jpg癌に冒されたゲイの父親とその恋人の若い青年、父を嫌う娘の心情を通し、愛と絆、欲望と希望を綴る感動ドラマ。オダギリ ジョーと柴咲コウ共演作。
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by ukigumo-kaza | 2006-04-29 22:52 | 邦画
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