ヴェニスの商人

ヴェニスの商人

パチーノ出演で観てみました。
ヒゲぼーぼー。歳とったぶん迫力満点。
存在感抜群。

シェイクスピアの有名な作品ということなのですが
本を読んだことがありません。

宗教色の強いこの作品に
観た直後は何か釈然としない結末だなと
思いました。

裁判の流れと結果は
WBC審判員ボブではないかと。
やりきれないだろうな。

人殺しに繋がることで
宗教の教えに反するから
阻止しなくちゃいけないって部分もあるみたいだ。
パチーノも言っている通り
そんなことをしても何の得にもならないしね。
人殺しを止めるってのは分かる。

海の上に全財産を置いていたために
船が難破して破産した人から
返金の見込みは無い。
けれど、返金できない場合の条件を止めさせるのに
なぜ逆にあんなにまで追いつめるのか。

ユダヤ人のやった元々のことは
どうなるんだろう。
「ユダヤ人だから」ってだけで蔑まれ
つばを吐きかけた相手に
条件付きだけれど協力した。
なのにこの仕打ちは?

キリストともユダヤとも関係ない人が
人殺しをせず、報復的仕打ちもなく
貸した分だけ元にもどって
互いに納得いかないまでも
「まぁ、しかたないか。
 命はあるし、元に戻っただけだな」
って感じになればいいのに。
裁判官の力量で納得させる
折衷案なんかを提示してみるとか。

長年毎日毎日続く
「ユダヤ人だから」っていう歪みが
積もり積もってブバーーーーンッ!!と
爆発しちゃったんだね。

宗教もシェイクスピアも
深く読み込んでいるわけじゃないので
この映画だけの印象ですが
なんだか全体的に変なの、です。

最後の娘、少し展開を見せそうで
その後を想像させますね。
あ、指輪っ。     ★★★     

e0038717_12592025.jpg1596年のヴェニスでキリスト教徒にさげすまれながら金貸し業を営んでいたユダヤ人のシャイロック(アル・パチーノ)は、ある日宿敵の貿易商アントーニオ(ジェレミー・アイアンズ)に借金を申し込まれる。
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by ukigumo-kaza | 2006-04-09 13:00 | 海外映画
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