カルメン故郷に帰る

カルメン故郷に帰る

高峰秀子さん出演のカラー古映画。
こんな役もされていたんですね。ほぇ〜〜

ビックリするなぁ、この展開。
浅間山の麓の村に派手な身なりの娘が帰ってきて
「芸術ってさぁ」と「故郷に錦を飾るんだぁ」をキーワードに
ひと騒動起きるって感じか。

村の人たちは快活で陽気。
皆仲良くて世話好きのよう。
リリー・カルメンの登場に
目がクギヅケになりながらもニコニコ笑顔。
リリー・カルメンも明るく無頓着。

目の見えない音楽家先生が作曲した
「なつかしき故郷」だったけ。
なんとも不安になるメロディライン・・・
校庭の真ん中にオルガンを置いて
その曲を奏でながら
周りで子ども達がフォークダンスを踊るという
なんだか寺山修司さんの空気に軽く動揺。

高峰秀子さんと友人がステージで踊る場面、
飛び跳ねるたびに床がたわんだり
楽器隊の人たちの混乱ぶりに
こちらも混乱。どうしたもんか・・・

ダークトーンの村の色に
どぎついビビッドカラーの二人。
あぁ、空はこんなに広いのに
緑はこんなに広がってるのに、と
悲観的に全くならず
村人総出で興奮してるのが面白かった。
校長先生、石を投げる場面では
砲丸投げのよう。マンガだよ。
そして一本背負いが決まったり
パワフルオジィジです。

父ちゃんも困惑しながらも
娘を思っているのが良かった。
親の心子知らずってのを
ユーモアたっぷりに描いてるな。★★★


e0038717_2318274.jpg日本初の総天然色映画として製作された木下恵介監督作。主演は高峰秀子と小林トシ子。東京でストリッパーをしているハイカラな娘が友達を連れて里帰りしたことから静かな村が大騒ぎとなるさまをコミカルに描く。
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by ukigumo-kaza | 2006-03-20 23:29 | 邦画
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