女が階段を上がる時

女が階段を上がる時

夜の銀座で生きる女の戦いって感じか。
昭和30年頃の風景も見所ですが
やはり高峰秀子さん演じるママが素敵です。
ちょっと癖のある話し方
美人なのに斜に構えていない感じ。
『浮雲』(9/25blog参照)で相手役だった人も出てくるのですが
今回はまだましとはいえ
箸にも棒にもかからないのは相変わらずです。
それ以上にひどいオッチャンもいますが。
マネージャーの片思いがちょっと笑えた。
ガガーンとした表情とか。

しかし水商売の人は受け答えがうまいですね。
それができないとやっていけないでしょうが
まさに「ああ言えば、こう言う」
あれだけ口がたてばなぁ
見習いたいくらいです。

シビアな世界、身を削ってでも
「生きていかなくてはならない」っていう
大変さと力強さが感じられた。  ★★★☆

e0038717_18542851.gif銀座の雇われママ圭子(高峰秀子)は売り上げが落ちて悩んでいる。独立したユリ(淡路恵子)に顧客を取られたからである。結局彼女はマネージャーの小松(仲代達矢)、ホステスの純子(団令子)といっしょに店を移る。そしてユリの死、純子の独立、度重なる男性の裏切り、小松の愛の告白を拒絶し銀座の女として2階の店へ上っていく。客にしてもホステスにしても店への階段は特別な空間への通路であったのだろうか。水商売の女の生き様を成瀬は黛敏郎のアンニュイな音楽とともに格調高い映像でつづっている。

高峰秀子さんのエッセイを
少しづつ読んでいます。
幼少からの義母との関わりが
あまりにも壮絶でとても驚きました。
子役でもあったのですね。
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by ukigumo-kaza | 2005-11-27 19:08 | 邦画
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