白い馬

白い馬

椎名誠さんが監督された
モンゴル遊牧民族の家族の話し。
夏の間だけ寄宿舎から帰って家族と過ごすのですが
一夏に起こった様々な出来事が中心です。

たくさん心に残る場面があったので
思いつくまま記録。

一番小さい女の子は
ふざけたり、いたずらをしていっつも怒られる。
本人全く気にしてない、お気楽嬢ちゃん。
病床にふせっている兄ちゃんに
本の読み聞かせをする兄ちゃんの優しさがたまらなくいい。
「眠くなったの?じゃあ続きは後でね」とか。
胸がギューっとなります。

琵琶法師みたいな馬頭琴を演奏しつつ
歌い語るオジジが その伝説含めていい味出してる。
厄払いをする坊さんも面白い。
デンデン太鼓をフリフリ念仏(?)唱える。
草原にも馬に乗った暴走族がいた。

やっぱり街は誘惑でいっぱい。
人が並んでいるので好奇心で近づくと
予防接種だった!そしてその注射に父ちゃんは激怒。
そこには隠された出来事が。切ない。
しかし父ちゃんは一家の大黒柱ですね。
家長という貫禄があります。
現在の日本では影が薄くなったといわれていますが
父ちゃんは頼りになるのです。

プレリードッグの相撲がすっごくカワイイ!正面の顔もね。
モンゴル相撲が こんなところまで浸透してりゃ
朝青龍の強いわけが分かる。
ダーーっと広がった空と大地、そこを舞台に
沢山の馬が疾走するナーダムという馬レースの迫力!
主人公の男の子が白い馬にのって出場するのですが
そこにもドラマが。

最後、兄ちゃんたちは再び寄宿舎に戻るのですが
お気楽嬢ちゃんが見送る姿が、かわいいですよ。
ラジオ体操・・・?

アンドレ・ギャニオンのピアノ曲が静かに流れて
とても空気にあっていました。
映像とともに心にスーっと染み渡って肩の力も抜けた。
そういえば『らくだの涙』(11/12blog参照)ではBGMが一切なかったな。
これはこれで良かった。

椎名誠さん こんな素敵な映画撮ってたんだなぁ ★★★★★

e0038717_22504824.gif初夏、7歳になるナランは、二人の兄と一人の姉とともに寄宿舎から草原にある我が家へと戻って来た。そこには両親と祖父母、病身の兄とやんちゃな妹、そしてナランと同じ日に生まれた白い愛馬が待っていた。彼らが家に戻ると、一家は冬の営地から夏の営地へとその居を移動する。夏の営地は川の側で緑も濃く、家畜を育てるには最適の場所だった。モンゴルでは幼い子供でも家の仕事を手伝わねばならない。ナランも家畜の面倒をみたり、妹の世話をやいたり、馬乳酒を作ったり、町へ買い出しに行ったりと、よく働いた。そんな彼の楽しみは愛馬で草原を走り回ることだった。ある日、草原で馬頭琴を抱えた老人と出会ったナランは、その老人からモンゴルに古くから伝わる「スーホの白い馬」という昔話を聞く・・
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by ukigumo-kaza | 2005-11-24 22:58 | 邦画
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