ヴィム・ヴェンダース監督のモノクロ映画。
映画をつくっている途中で 資金とフィルムが底をつき スタッフ、出演者が 荒廃した建物でどうすることもできず もんもんと時を過ごす。 モノクロのSFより カラーのハリウッドだよ映画は。って話か? 出資者は組織のお金に手をだしていたので 追われる身にもなっていて。 主なテーマは「売れる映画」と 「監督のとりたい映画」でのズレによる 関わった人たちの苦悩みたいな感じかなぁ。 そして、「死」が所々に現れて いっそうやるせない感じが漂う。 10歳くらいの少女が2人出てきて 「死ぬって眠ることと同じだと思うの」みたいな会話をする。 死について割と冷静に恐がりもせず 悟った感じが不思議。 ところどころ出演者やスタッフたちが 含蓄ある言葉をつぶやくので それがこの映画をちょっと深いところに沈めている感じ。 ラストの展開がちょっと「ん?」となったけれど やはり、これはこれで映画製作の 苦悩と困難を表しているのかなぁ。★★★ ことの次第 ポルトガルの海岸に建つホテルに滞在中の映画撮影のスタッフたちは、資金が足りなくなりLAに戻ったプロデューサーが戻ってくるのを待っていた。しかし、一向に戻ってこないため、監督はプロデューサーを探しにLAに飛ぶが…。ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作品。
by ukigumo-kaza
| 2010-02-07 18:55
| 海外映画
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