スカイ・クロラ

去年の夏ごろオススメしてもらって
年を越え、やっと観ました。

↓ネタばれ注意↓

戦闘ものアニメーションって
哲学がもりこまれていて
難しそうだなぁと
なんとなく気後れしていて観るのが遅くなった。

もちろんこの作品にも
哲学的なメッセージが込められているでしょう。
すべてを汲み取れてないかもしれないなぁ。


主人公の青年(少年?)は
戦闘目的で遺伝子を人工的に作られた人らしい。
彼がいうには
「大人になれないんじゃなくて、ならないんだ」だそうで
戦争も当初の原因がなんであったかは
すでに消え去り、どうでもよくなっている。
向かってくるから撃ち落とすだけ。
相手が人間だとかは、もはや無意味らしい。

驚くべきことに、もっとも強い敵である「ティーチャー」は
過去については少し触れるけれど
結局誰なのか、どんな人なのか
最後まで姿を現さなかった。黒ヒョウマークの戦闘機だけ。
不気味。

“主人公”っていうと
その世界において最も重要なキャラクターであるので
もし死ぬにしても、それがメインになるほど
大きな取りあつかいになるはずなのに
この作品では、あえて流れの中の一コマとして描かれている。

特殊な性質を持って作られた本人たちは
不自然な生体と環境のために
心を崩していく。
そうなるよなぁ。永遠の命をもらっても
人生の目的は戦争だもんな。

アマゾンの内容紹介をみたら
シリーズ作品らしい。
ってことは、この続きが原作ではあるってことか?
原作者の森 博嗣さんといえば
お家にでかい電車模型がある
面白いガッコの先生だったよな。

なんか評価が分かれるようですが
オススメしてもらったのを抜きにしてもよかった。★★★★
CGIと音楽がまた見どころ。

e0038717_1553429.jpgスカイ・クロラ
日本が誇るアニメ界の巨匠・押井守監督が手掛けた長編SFアニメ。現代に似たもうひとつの世界。平和を実感するために“ショーとしての戦争”が行われる中、思春期のまま戦闘機のパイロットとなることを余儀なくされた通称“キルドレ”たちの運命を描く。
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by ukigumo-kaza | 2010-01-16 16:03 | 邦画
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