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日の名残り

原作はカズオ・イシグロさんの同名小説。

本を読んでいたとき主人公の執事は
もっと細身で背筋のピンと伸びた
キビキビした人をイメージしていたので
印象が随分変わりました。

窓辺から女中(?)のエマを見つめるアンソニー・ホプキンスは
レクター博士を思い出させて若干コワかった。

ヒュー・グラントがとても若かったので
この作品って結構前に作られたのかと驚く。
3年くらい前に製作されたと勝手に思っていた。
ってことは原作はもっと前なのかぁ。

執事カフェが池袋だったか、存在するようなので
執事好きな方は原作を読むとトキメクかもしれません。
日本語訳でなされる会話は丁寧な言葉づかいがステキです。★★★

日の名残り_e0038717_19351244.jpg日の名残り
1958年。ダーリントン邸の老執事スティーブンスのもとに、以前共に屋敷で働いていた女性ミス・ケントンから一通の手紙が届く。懐かしさに駆られる彼の胸に20年前の思い出が蘇るーー。当時、主人に対して常に忠実なスティーブンスと勝ち気なケントンは仕事上の対立を繰り返していた。二人には互いへの思慕の情が少しずつ芽生えていたが、仕事を最優先するスティーブンスがそれに気づくはずもなかった。そんな中、ケントンに結婚話が持ち上がる。それを知ったスティーブンスは激しく動揺するが…。
by ukigumo-kaza | 2009-09-19 19:36 | 海外映画
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