浮雲と浮き雲と

浮雲

邦画のモノクロ映画です。
戦中、戦後が舞台背景なのですが
あの荒れた家と街並みが
よく今までに回復したもんだなぁ。

さっきは フェリーニの映画でイタリア美人を
たくさん見たのですが、
古い日本にも 美しい人いますねー。とても美人です。
あんな人が現代にいても ハッとするでしょう。

タイプライターとして赴任してきた時と
戦後戻ってきた時の話し方が微妙に変わって
「あたし あの頃と変わってしまったのよ」
ってのが表れている気がした。
変わっても当時の言葉使いは
はんなりとしていて美しいですね。

しかし眉目秀麗、才色兼備の人が 何でそこまでアノ人に?
そんなにモテそうに見えませんが?中身も外見(そとみ)も。
どこまで行っても 気持ちが交差しない。
相手に情が見当たらないんだもんね。
なんだか切なくて辛い映画だったなぁ。。。

変なインチキ宗教の場面は笑った。
ハッピみたいなの着て 皆踊ってるんだもんね。なんかを風刺してる。

あとオジジが名刺を渡す場面があった。
名刺って 当時もうあったのですねぇ。
いつ頃から日本に登場したのでしょうか。
江戸時代には無いような気がするので 明治あたり?
海外では もっと早くからあったのかなぁ。

最後 悲しくて泣けたな ★★★☆

e0038717_17332685.jpg「めし」「稲妻」の名匠・成瀬巳喜男監督が、とめどなく落ちぶれていく自堕落な男と、そうと分かっていながら結局どこまでも男に着いていってしまうひとりの女の宿命を描いた愛と悲劇の物語。戦時中、赴任先のインドシナで、妻ある男・富岡と出会い愛し合ったゆき子。終戦後、妻と別れて君を待っている、との言葉を信じ富岡のもとを訪れたゆき子だったが、富岡はいつまでたっても態度をはっきりさせようとしない。途方に暮れたゆき子は外国人の愛人となり、富岡のもとを去るのだったが……。


以前同タイトルの映画を見た事がありました。それを紹介。




浮き雲
アキ・カウリスマキと言う人が監督で
割と話題になった映画のようです。
夫婦が失業して ちょっと苦しい感じなのですが
静かな 緩やかな映画だったと思います。
自分は浮き雲と名前をもらっていますが
同監督の
過去のない男の方が好きです。
こちらも 緩やかな映画でしたが
愛情が芽生えて よかったねぇって感じるので。
よければ この2作品も見てみてくだされ。

名前に浮き雲をもらいましたが
浮き雲って言葉は ふんわりして
少し遠くて はかない感じで好きです。
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by ukigumo-kaza | 2005-09-25 17:40 | 邦画
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