事故の後遺症で突然視力を失ったミルコ。
盲人学校に通う事になるが 目が見えない生活と新しい寮生活になじめないでいた。 困難を越えてアクティブに自分の世界を広げていく ミルコの新鮮で刺激的な取り組みに どんどん周りを巻き込んで皆が活き活きしていく感じが すっごくよかった。 ある資源で、うまいぐあいに やり繰りして音を探す。 教員室にテープをこっそり探しに行く時 親友のフェリーチェに協力をお願いするんだけれど 「危ない橋を渡らせる奴だ」と肩を組むシーンが スゴくかわいい。 大人っぽいセリフとしょうがねぇなぁ、でも嫌じゃないぜ。な感じが。 恋もしちゃって、んもぉオマセだなぁ。 こっそり抜け出して見つかんない人っているなぁ。 スッといつの間にかその場から退場できるって ちょっとした才能のような気がする。 臆病ではできないことだ。 親の愛情と理解ある先生がいてくれてよかった。 途中であう外部の大人との出会いも 子どもだけじゃなし得なかったことに力になってくれた。 子ども達の楽しげな感じがすごくよかったな。 実話を元にしているということで モデルになったミルコのその後もテキストで触れられる。 行動力が気持ちよくて、すごくよかったなぁ。★★★★★ 「太陽は、ぼくの瞳」って作品を思い出した。 視力を失った子どもが主人公だったよなぁと 自分の過去記録を探したら 覚えていないけれど、こっちは哀しい結末だったようだ。 ミルコのひかり イタリア映画界で活躍する盲目のサウンドデザイナー、ミルコ・メンカッチの少年時代の実話に基づく感動ドラマ。不慮の事故で両目の視力を失った10歳の少年・ミルコは、1台のテープレコーダーを見付けたことから、音を通して生きる喜びを見出していく。
by ukigumo-kaza
| 2009-05-24 15:22
| 海外映画
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